取引先の設定
取引先とは、インシデントや SRO を解決できるリソース(従業員、顧客、あるいは購入先)です。取引先は SSR として、およびインシデントの手担当として指定されます。
取引先 ID は、従業員 ID、顧客 ID、購入先 ID、ユーザ ID にリンクされます。
[取引先] フォームを使用し、会社の取引先についての情報を指定します。
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[取引先]
フォームのヘッダエリアで次の情報を指定します。
- 取引先
- 取引先名の略称を指定します。
- 区分
- 取引先が所属するカテゴリを選択します。
- 従業員
- 顧客
- 購入先
- 参照番号
- 取引先の参照番号を選択します。これは顧客、従業員、または購入先に関連付けられています。
- 出荷先
- 取引先に関連付けられた出荷先の場所を選択します。このフィールドは区分が顧客の取引先に対してのみ有効です。
- 名前
- 取引先の名前を指定します。
- 有効
- 現在、有効な取引先の場合は、このチェックボックスを選択します。
- 管理者
- 取引先の管理者を選択します。
- スケジュール ボタン
- このボタンをクリックすると、サービススケジューラが起動します。
- [一般] タブで、以下の情報を特定します。
- E-mail アドレスを指定します。
- 倉庫
- 取引先が SRO を処理中、在庫を出庫できる倉庫を選択します。
- 労務費
- 取引先の時間当たり原価を指定します。
- 時給賃率
- 行われるワーク区分に対する取引先の時給レートを指定します。
- デフォルトその他コード
- SRO に課せられる特定の費用区分を表す一意の英数字のコードを選択します。このコードを使用して、費用が適切な総勘定元帳勘定科目に請求されるようにします。コードの設定は [その他コード] フォームで行います。
- デフォルトワークコード
- SRO に記録されているワーク区分を表すコードを選択します。コードの設定と保守は、 [ワークコード] フォームから行います。
- デフォルト支払区分
- リセラーポータルから提出されるデフォルト SRO 計画外トランザクションに使用する支払区分を指定します。利用できる選択肢の設定と保守は [支払区分] フォームで行います。
- 部門
- 取引先が働く部門を選択します。
- ユーザ
- リストからユーザ ID を選択します。リストは [ユーザ] フォームから入力されます。
- 払戻方法
- 使用する方法、または取引先の払戻に含める支払区分を選択します。有効なオプションは、「支払証書」、「返品伝票」、「その他」です。
- 材料費払戻
- 取引先に割り当てられたインシデントで、取引先に資材トランザクションを払い戻すときは、このチェックボックスを選択します。チェックボックスの選択がない場合、関連したトランザクションの原価計算は更新されません。
- 労務費払戻
- 取引先に割り当てられたインシデントで、取引先に労務トランザクションを払い戻すときは、このチェックボックスを選択します。このチェックボックスを選択しないと、関連トランザクションの原価計算は更新されません。
- 通貨
- 取引先に関連するデフォルト通貨コードを選択します。払戻通貨変換に使用されます。
- [スケジューリング]タブで、この取引先が就業可能な時間と場所を指定します。
- 週次利用可能時間
- 取引先が 1 日内でタスクのスケジュールに取れる最長時間を指定します。
- スケジュールボードに表示
- サービススケジューリングモジュール内のボードに取引先を表示するときは、このチェックボックスを選択します。
- 前回の場所情報
- このタブの前回の場所情報セクションでは、以下が可能です。
- [履歴]をクリックすると、 [取引先場所履歴] フォームが起動します。
- [最新マッピング]をクリックすると、現在の取引先の場所が [マップ] フォームに送られます。
- [最終 24 時間をマップ]をクリックすると、取引先の過去 24 時間の GPS 座標が [マップ] フォーム上にプッシュピンのトレイルとして表示されます。
- [最終タイムスタンプ] は、前回 GPS 座標が収集された日時を表示します。
- [緯度] と [経度] は、前回収集された GPS 座標の値を示します。
- [GPS ポーリング間隔] で、取引先のモバイルデバイスの GPS リソースがデバイスの現在の緯度と経度を照会する頻度を分単位で指定します。
- [証明]タブでは取引先が取得した資格証明を選択します。(証明コードは [証明/免許] フォームで定義します。)この資格証明は( [品目] フォームで)品目に必要な証明と照合され、特定の品目に関して、取引先が SRO またはインシデントの対処に必要な資格を持っているかどうかを判定するものです。選択したコードの後にその証明の説明が表示されます。
- [技能]タブでは取引先が習得した技能を選択します。(技能コードは [技能] フォームで定義します。)この技能は( [品目] フォームで)品目に必要な技能と照合され、特定の品目に関して、取引先が SRO またはインシデントの対処に必要な資格を持っているかどうかを判定するものです。選択したコードの後にその技能の説明が表示されます。
- [領域]タブでは取引先がどこに行けるかを指定します。住所情報、説明、地域を指定します。
- 地域
- 取引先の地域コードを選択します。地域は、取引先の担当地域です。これらのコードの保守は [サービス理由] フォームで行います。
- 説明
- 地域の説明を指定します。
- 国、都道府県、郡、市町村、郵便番号などです。
- これらのフィールドには、取引先の地域に関する情報を指定または選択します。この情報は、取引先の差立で使用されます。
- [チーム]タブでは取引先をチームとして設定します。これはサービスのスケジュールに使用する情報で、取引先をグループにまとめて派遣します。新しい予約が作成され、チームに割り当てられると、システムは各チームメンバに個々の予約を作成します。以下の情報を指定します。
- 取引先
- チームとして設定した取引先レコードの場合、チームを構成する取引先を選択します。取引先は、複数のチームのメンバになることができます。
- 名前
- 取引先名が表示されます。
- チーム
- 取引先が所属するチームを選択します。チームレコードは、 [取引先] フォームを使用して取引先レコードと同じ方法で設定します。
- 名前
- 取引先名が表示されます。
- 代替チームボタン
- このボタンをクリックすると、選択した取引先/チームレコードと現在のシステム日付でフィルタされた [取引先代替] フォームが起動します。
- 技能を更新ボタン
- このボタンをクリックすると、現在チームに関連付けられている技能が全て削除され、チームの取引先が現在持つ技能が追加されてリストが再構築されます。新しい技能セットはチームレコードの技能タブに保存されます。
- 資格を更新ボタン
- このボタンをクリックすると、現在の SRO とリンクした [ SRO 見積] フォームが起動します。
- レコードを保存します。
[スケジュール] をクリックすると、 [カレンダスケジューリング] フォームが表示され、サービスワーク関連でスケジュール済の予約を見ることができます。
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