請負製造のための顧客契約の設定

顧客である請負製造業者は、複数の実質的な最終顧客(請負製造業者の顧客)のために品目を購入できます。実質的な最終顧客が同じ品目について異なる価格で交渉することが考えられます。システムでこれを処理するために、システム内の所定の顧客と品目の組み合わせについて、(実質的な最終顧客の顧客品目番号と価格設定を使用して)複数の顧客の品目を保守できます。顧客品目をランク付けするとともに、個々のユニークな顧客/品目/顧客品目(最終顧客)の組み合わせについて価格、価格履歴、および販売履歴を保守できます。

実質的な最終顧客の受注オーダ、見積、または RMA を設定する場合に、このユニークな顧客品目番号を使用します。

これは実例のシナリオを示したフローチャートです。

この例のシナリオを処理するには、以下の手段を用います。

  1. [顧客契約] フォームで、顧客 1 (Coordinated Bicycles)と品目 CP-20000 との間に相互参照を設定します。
    • 顧客/品目/実質的な最終顧客のこの組み合わせを参照するユニークな顧客品目番号を指定します。
    • [最終顧客]フィールドで、いずれかの実質的な最終顧客を指定します。
    • [順位]フィールドで、ユーザにランク付けを指定します。

      このランク付けにより、最終顧客の優先度を指定します。

    • レコードを保存します。
  2. [顧客契約価格] フォームを使用して、該当する顧客/品目/実質的な最終顧客の組み合わせについて価格情報を設定します。
  3. 他の実質的な最終顧客についてステップ 1~2 を繰り返します。
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