相互参照一括発行と受注オーダ出荷

このトピックでは、一括明細発行の相互参照の仕方によって、 [受注オーダ出荷] フォームでの出荷数量値がどのように変化するかについて説明します。

ジョブオーダに相互参照

一括明細/発行がジョブに相互参照されており、ジョブを完了し、そのジョブから在庫に数量を転記して移動する場合、以下の処理が行われます。

システムでは、[ジョブ移動数量]を使用して、相互参照されている明細/発行について[受注オーダ出荷]の [出荷可能数量] を更新します。システムでは、そのジョブで在庫に移動する数量を、 [受注オーダ出荷] フォームでデフォルト出荷数量として使用します。
明細/発行状況が現在計画である場合、システムではこの状況が発注に変更されます。

注: 明細/発行が計画品目である場合、相互参照している全ての明細/発行のコンフィグ文字列は更新できません。

明細/発行が購買オーダに相互参照されている場合、購買オーダを受け取ると以下の処理が行われます。

システムでは、対応する購買オーダ（PO）明細/発行の [受入]金額を使用して、相互参照された受注オーダ（CO）明細/発行について[受注オーダの出荷可能数量] を更新します。システムでは、購買オーダ明細/発行の[出荷可能数量] を、 [受注オーダ出荷] フォームの出荷予定数量として使用します。相互参照に対して返品が生じると、これらの数値は元の値に戻ります。
明細/発行状況が現在計画である場合、システムではこの状況が発注に変更されます。