売掛ドラフトの支払の転記
ドラフトの支払は、小切手や電信支払の転記とは異なり、現金勘定に直接転記できません。最初にドラフトの支払を転記すると、ドラフトの状況が [転記済] に変更され、通常の仕訳帳トランザクションが作成されます。しかし、このトランザクションはまだ[総勘定元帳] の [現金] 勘定に影響せず、その代わりに [売掛パラメタ] フォームの [ドラフト債権勘定] に影響します。
次に、ドラフトの納期と現金を受け入れる時期(納期時または納期の前)に基づいて、 [売掛転記ドラフト送金] フォームを使用してドラフト送金を実行します。
ドラフト送金後に、ドラフトを転記します。ドラフトの変更を転記すると、ドラフトの状況が [送金済] に変更され、[ドラフト債権] 勘定から [ドラフト送金] 勘定、または [銀行住所] フォームで指定した [ドラフト値引] 勘定のいずれかへの仕訳記帳が作成されます。
ここに示すように、転記は売掛配賦仕訳帳向けのエントリを作成します。
これらの仕訳帳は、 [売掛転記ドラフト送金] フォームとともに作成されます。
- 借方ドラフト送金
- 貸方ドラフト債権
値引済ドラフトについては、以下の仕訳帳が作成されます。
- 借方ドラフト送金
- 貸方ドラフト値引済債権
銀行からこの金額の充当が通知されたら、 [銀行勘定調整] フォームを使用して、ドラフト預金を実行します。ドラフト預金により、ドラフトの状況が [支払] の最終値に更新され、最終的に [現金] 勘定に影響する新規仕訳記帳が作成されます。
[銀行勘定調整] フォームを使用してドラフト支払を調整する際には、以下の仕訳記帳が作成されます。
- 借方現金
- 貸方ドラフト送金