許可待ちの取引を拒否する

[許可拒否] ダイアログは、有効な権限を持つ許可オペレータが [許可未決書類入れ (AUT)] で [拒否] アクションまたは [すべて拒否] アクションを選択すると表示されます。このダイアログは、許可オペレータが許可要求を拒否する場合に必要です。許可オペレータは、取引を拒否する際に拒否理由を示す財務拒否コードを使用し、追加情報としてコメントを入力できます。

元オペレータが複数のユーザーチームに属している場合は、 [元オペレータ選択] ダイアログが表示されます。これによって許可オペレータは、拒否した取引を再び元オペレータに割り当てるか (標準)、または元オペレータと同じチームの別のオペレータに割り当てることができます。

元オペレータは、 [許可元オペレータ未決書類入れ] で拒否された許可セットを表示できます。

このダイアログのアクセス方法と使用方法については、「取引許可に必要な手順」を参照してください。

  1. [許可拒否] ダイアログには次のフィールドが表示されます。
    抽出レコード数
    許可の対象として選択された取引の数を表示します。
    拒否コード
    取引セットを拒否する理由を示すコードを選択します。理由コードは、 [財務拒否コード設定 (FJC)] で定義します。
    コメント
    許可セットに関する補足的なメモやコメントを入力します。
  2. [元オペレータ選択] ダイアログには次のフィールドが表示されます。
    ユーザーチームコード
    元オペレータが複数のユーザーチームに属している場合は、拒否した取引を割り当てるユーザーチームのコードを選択します。元オペレータが 1 つのユーザーチームだけに属する場合、このフィールドは表示目的でのみ使用します。
    オペレータコード
    拒否された取引を割り当てるオペレータを識別するコードを選択します。デフォルトでは元オペレータのコードに設定されます。
    コメント
    表示専用フィールド。元オペレータが許可セットに入力したコメントです。
  3. 変更内容を保存します。