コントロールプロパティ

  1. 次の情報を指定します。
    アクション
    このプロパティには、アクションボタンに対するすべてのアクションタイプが含まれます。アクションタイプのリストは、アクションボタンをどの機能に追加するかによって異なります。リストにアクセスするには、[アクション] プロパティの横にある [] 列をクリックします。
    背景の代替色
    任意のシステムカラーを、選択したコントロールの背景の代替色として選択します。[Windows のシステムカラーを使用] チェックボックスをオフにすると、色の選択の幅が広がります。デフォルトのシステムカラーは、使用しているコントロールのタイプによって異なります。
    前景の代替色
    任意のシステムカラーを、選択したコントロールの前景の代替色として選択します。[Windows のシステムカラーを使用] チェックボックスをオフにすると、色の選択の幅が広がります。デフォルトのシステムカラーは、使用しているコントロールのタイプによって異なります。
    負の代替色
    このプロパティは、数値編集コントロールのみに該当します。このプロパティを使用して、数値が負のときに代替色を使用するかどうかを指定できます。デフォルトでは [False] に設定されます。
    正の代替色
    このプロパティは、数値編集コントロールのみに該当します。このプロパティを使用して、数値が正のときに代替色を使用するかどうかを指定できます。デフォルトでは [False] に設定されます。
    アプリケーション名
    このプロパティは 1 つのアプリケーションコマンドボタンのみに関連付けられます。[アプリケーション名] プロパティには、 [アプリケーションボタンの詳細を指定] ダイアログで指定済みの実行可能ファイルの名前が表示されます。
    アプリケーションパラメータ
    このプロパティには、任意のアプリケーションのコマンドラインの引数が表示されます。これは、フォームにアプリケーションコマンドボタンを追加するときに定義するオプションパラメータと同じです。
    自動コピー
    実行時に特定のコントロールのデータ値を次の新規レコードに自動的にコピーする場合は、[自動コピー] プロパティを True に設定します。分析コードなど、実行時の値が一定に保たれる可能性の高いデータ項目に対して [自動コピー] を有効にすることをお勧めします。実行時にユーザーはコピーした値を変更することができ、次の新規レコードが作成または挿入されると、変更した値が使用されます。[自動コピー] は、[修正] アクションを使用してレコードを編集する場合には適用されません。[自動コピー] は、[デフォルト値] プロパティ (設定されている場合) も上書きします。
    注: 主要キーの役割を果たすデータ項目に関しては、[自動コピー] は使用しないでください。
    背景色
    選択したコントロールに、任意のシステムカラーを背景色として選択します。[Windows のシステムカラーを使用] チェックボックスをオンにすると、Windows のデスクトップ設定で指定しているユーザー固有の色を使用することになります。ただし、標準のパレットから固定の色を選択する場合は、[Windows のシステムカラーを使用] チェックボックスをオフにして必要な色を選択します。
    [親背景色] が [True] に設定されている場合は、背景色は無効にされます。
    注:  [プロパティ] バーのフレームプロパティ内で前景色や背景色を変更すると、フレームのキャプションのみが変更され、フレーム自体は変更されません。
    ビジネスユニット
    機能ボタンで返されるビジネスユニットの名前です。このプロパティには、 [機能ボタンの詳細を指定] ダイアログで指定済みのビジネスユニットの名前が表示されます。
    キャプション
    このプロパティは、コントロールに関連付けられているキャプションのタイプを示します。キャプションのタイプは次のとおりです。
    • [システムテキスト]
    • [言語固有テキスト]
    • [データディクショナリテキスト]
    大文字と小文字を区別する
    このプロパティのオプションは、選択しているコントロールによって異なる場合があります。コントロールは、[大文字] または [インストール時の設定] に固定される場合があります。この場合、大文字小文字の設定は無効になり、変更できません。[インストール時の設定] では、ライセンス登録時に設定されたフラグに応じて、システムが [大文字] を強制するか、または [大文字と小文字の混在] に設定されます。その他のコントロールは [ユーザー定義可能] として表示されます。この場合は、プルダウンメニューから [大文字と小文字の混在] または [大文字] を選択できます。
    確認済の値
    このプロパティは、チェックボックスとラジオボタンの両方に存在します。チェックボックスの場合、[確認済みの値] プロパティには、チェックボックスに対してどのテキストを表示するかが特定されます。このプロパティの値はデータ項目によって異なります。ラジオボタンの場合は、[確認済みの値] プロパティは読み取り専用です。
    列ヘッダー
    このプロパティには、グリッドコントロールに追加済みのデータ項目に関連付けられている列ヘッダーのタイプが表示されます。列ヘッダーのタイプは次のとおりです。
    • [システムテキスト]
    • [言語固有テキスト]
    • [データディクショナリテキスト]
    日付書式
    このプロパティは日付の表示書式です。使用可能なオプションは次のとおりです。
    • [ SunSystems デフォルト]
    • [米国 (mm/dd/yy)]
    • [欧州式 (dd/mm/yy)]
    • [アジア (yy/mm/dd)]
    小数点以下の桁数
    このプロパティでは、数値にユーザーが指定した小数点以下の桁数を使用するか、または SunSystems で定義されている各種の値の 1 つを使用するかを指定します。このプロパティのオプションは、SunSystems[デフォルト] (0)、[基本通貨]、[取引通貨]、[レポート通貨] です。
    小数点区切り記号
    このプロパティでは、[小数点の区切り文字] で指定した代替小数点区切り文字を使用するか、または SunSystems で提供されている小数点区切り文字を使用するかを指定します。オプションは [以下を指定] または [SunSystems のデフォルト] です。
    小数点の区切り文字
    このプロパティは、[小数点区切り記号] を [以下を指定] に設定している場合に SunSystems の小数点区切り記号の代わりに使用する代替文字を示します。
    デフォルトボタン
    このプロパティでは、実行時にフォームウィンドウでアクションボタンがデフォルトボタンになるかどうか指定します。[デフォルトボタン] プロパティは [True] または [False] に設定できます。[True] に設定すると、アクションボタンには太い黒の境界線が表示されます。このプロパティは 1 つのアクションボタンに関してのみ [True] に設定できます。デフォルトでは [False] に設定されます。
    デフォルト値
    このプロパティには、選択されたコントロールに有効な値が含まれます。実行時のデフォルトとして使用する値を選択します。ラジオボタングループとチェックボックスのコントロールには、デフォルト値が必須です。
    注:  フォームデザイナを使用して、フィルタデザイナで作成したフィルタのランタイムエントリフォームを作成している場合、ランタイムエントリに設定されている [リスト内] 演算子がフィルタに含まれていると、ランタイムエントリフォームに複数選択可能なリストボックスが含まれます。複数選択可能なリストボックスのデフォルト値は [プロパティ] バーには表示されないため、「データ項目の値を設定する」 で説明されている手順を使用して編集する必要があります。
    注:  在庫照会 (INQ) 機能のデフォルト値を定義するには、セキュリティコンソールまたはユーザーマネージャを使用します。
    表示方法
    このプロパティは、選択したデータ項目の表示方法を示します。プルダウンリストには使用可能なオプションが 3 つ表示されます。コントロールは、実行時のデフォルトのコントロールタイプ、[標準ラベル]、[境界線付きラベル] のいずれかとして表示できます。実行時に [表示方法] プロパティに動的ラベルオプションのいずれかを選択すると、コントロールはフォーム上のラベルとして表示されます。
    ドロップリストの高さ
    このプロパティは、実行時のコンボボックスの高さをピクセル単位で示します。したがって、ドロップリストの高さが大きいほど、実行時にスクロールせずに表示可能な値の数が多くなります。
    有効
    このプロパティは、実行時にコントロールが編集可能かどうかを示します。非入力項目に関しては、このプロパティは [False] に設定され、変更できません。入力データ項目に関しては、このプロパティの初期設定は [True] ですが、必要に応じて [False] に変更できます。このプロパティが [False] の場合は、実行時のコントロールは常に読み取り専用になります。
    注:  有効になっていないコントロールの色を変更した場合、その色は実行時に表示されません。
    前景色
    選択したコントロールに関して、任意のシステムカラーを前景色として選択します。[Windows のシステムカラーを使用] チェックボックスをオンにすると、Windows のデスクトップ設定で指定しているユーザー固有の色を使用することになります。ただし、標準のパレットから固定の色を選択する場合は、[Windows のシステムカラーを使用] チェックボックスをオフにして必要な色を選択します。
    注: [プロパティ] バーのフレームプロパティ内で前景色や背景色を変更すると、フレームのキャプションのみが変更され、フレーム自体は変更されません。
    フォントの詳細
    このプロパティでは、フォントコントロールのスタイルとサイズが表示されます。[フォントの詳細] プロパティから、フォントのサイズと、[太字]、[斜体]、[下線] の任意の組み合わせを変更できます。スタイルが指定されていない場合は、このプロパティには [標準] と表示されます。デフォルトのフォントは、[表示] メニューから [フォームのプロパティ] を選択することによって変更できます。
    フォーム名
    このプロパティは 1 つの機能ボタンのみに関連付けられます。[フォーム名] プロパティには、 [機能ボタンの詳細を指定] ダイアログで指定済みのフォームの名前が表示されます。
    機能 ID
    このプロパティは 1 つの機能ボタンのみに関連付けられます。[機能 ID] プロパティには、 [機能ボタンの詳細を指定] ダイアログで指定済みの機能 ID の名前が表示されます。
    ヘッダーのフォント詳細
    このプロパティはグリッドコントロールのみに該当します。このプロパティを使用して、列ヘッダーのフォントのスタイルとサイズを変更できます。デフォルトのフォントは、[表示] メニューから [フォームのプロパティ] を選択することによって変更できます。
    高さ
    このプロパティではコントロールの高さをピクセル単位で示します。
    非表示
    このプロパティは、実行時にコントロールが非表示になるかどうかを示します。このプロパティを True に設定すると、選択されたコントロールは実行時に表示されません。このプロパティを使用して、さまざまなオペレータグループに対して一定のコントロールの許可を制限できます。
    セッション内
    フォーム上の機能ボタンで新規の機能が同時に開かれるようにする場合は、このプロパティを [False] に設定します。このプロパティを [True] に設定すると、元の機能を閉じてから新しい機能を開く操作になります。
    「機能ボタンの詳細を指定」も参照してください。
    両端揃え
    このプロパティを使用すると、コントロール内のテキストの両端揃えを変更できます。オプションは [左寄せ] または [右寄せ] です。
    先頭のゼロ
    このプロパティでは、先頭のゼロをコントロールに表示するかどうかを指定します。次の 2 つのオプションが使用できます。
    • [変更しない] - たとえば、先頭のゼロは残ります。
    • [以下を指定] - すぐ下の [先頭のゼロの文字] を編集して、先頭のゼロを任意の代替文字に置き換えることができます。
    先頭のゼロの文字
    [先頭のゼロ] プロパティフィールドを [以下を指定] に設定している場合は、このボックスに任意の代替文字を挿入できます。
    元帳
    このプロパティは機能コマンドボタンのみに該当します。フォームウィンドウに機能コマンドボタンを配置すると、 [機能ボタンの詳細を指定] ダイアログが表示されます。このダイアログボックスを使用すると、機能に関連付けられている元帳のコードを挿入できます。また、このプロパティを使用して、指定の元帳を入力または変更することもできます。
    必須
    コントロールを必須にする必要がある場合、プロパティ値を [False] から [True] に変更して設定することができます ([True] の値を [False] に変更することはできません)。
    必須フィールドに値を入力しないと警告メッセージが表示され、続行することができなくなります。
    最大文字数
    このプロパティを使用して、選択したコントロールに実行時に入力できる最大文字数を指定できます。このプロパティのデフォルトは、データディクショナリで設定しているデータ項目のデフォルトによって異なります。
    複数行
    このプロパティでは、実行時に入力したテキストをコントロールに複数行に渡って表示できるかどうかを指定します。これは [True] または [False] に設定できます。デフォルトでは [False] に設定されます。
    負の接頭辞
    実行時に負の数値の前に表示する文字をこのプロパティに入力します。
    負の接尾辞
    実行時に負の数値の後に表示する文字をこのプロパティに入力します。
    桁数の数値
    このプロパティは [小数点以下の桁数] プロパティに依存します。[小数点以下の桁数] プロパティを [以下を指定] に設定している場合は、[桁数の数値] を [0] から [9] の間の任意の数値に設定できます。このプロパティのデフォルトは、データディクショナリでデータ項目に設定されている値によって異なります。
    オプションパラメータ
    このプロパティには、機能ボタンに渡されるオプションパラメータが含まれます。オプションパラメータは、 [機能ボタンの詳細を指定] ダイアログでも設定できます。
    親背景色
    このプロパティを使用して、選択した要素の背景色を、使用されている親コントロールの背景色に設定できます。
    たとえば、フォームの背景色が緑色に設定されていて、フォームラベルの [親背景色] のプロパティが True に設定されている場合は、ラベルの背景色も緑に設定されます。その後フォームにタブコントロールを追加し、プロパティを False に設定して色を変更すると、フォームに含まれるすべての要素の 親背景色 にこの新しい色が使用されます。
    注:  ビジネスユニット設定の [フォーム背景色] を変更する場合は、フォーム背景色と主要フォームを親とする要素の背景色が上書きされます。
    パスワードフィールド
    コントロールがパスワードコントロールとして動作するかどうかを指定します。パスワードコントロールでは、入力値または取得値が代わりの文字で表示されます。これは [True] または [False] に設定可能で、デフォルトは [False] です。
    正の接頭辞
    このプロパティを使用して、コントロール内で正の数値の前に表示する必要のある文字を入力できます。
    正の接尾辞
    このプロパティを使用して、コントロール内で正の数値の後に表示する必要のある文字を入力できます。
    開始ディレクトリ
    このプロパティはアプリケーションコマンドボタンに該当します。フォームウィンドウにアプリケーションコマンドボタンを追加すると、 [アプリケーションボタンの詳細を指定] ダイアログが表示されます。このダイアログを使用すると、指定のアプリケーションが配置されている開始ディレクトリを定義、入力、変更できます。また、このプロパティを使用して、指定の開始ディレクトリを入力または変更することもできます。
    負のときに抑制
    実行時に負の数値を非表示にする必要がある場合は、このプロパティの値を [False] から [True] に変更します。
    正のときに抑制
    実行時に正の数値を非表示にする必要がある場合は、このプロパティの値を [False] から [True] に変更します。
    ゼロのときに抑制
    実行時にゼロを非表示にする必要がある場合は、このプロパティの値を [False] から [True] に変更します。
    システムテキスト
    データ項目のラベルまたは説明をフォーム上で使用するかどうかを指定できます。デフォルトでは、ラベルにはそのラベルが表示され、グリッド列ヘッダーにはその説明が表示されます。
    千桁区切り記号
    このプロパティは [True] または [False] に設定できます。SunSystems のデフォルトの千桁区切り記号の代わりに [千桁区切り文字] ボックスの文字を使用するかどうかを指定します。
    千桁区切り文字
    [千桁区切り記号] を [以下を指定] に設定している場合に、千桁区切り記号として使用する代替文字を入力できます。または、SunSystems のデフォルト値を使用します。
    未確認の値
    このプロパティはシステムによって生成されるもので、読み取り専用です。チェックボックスをオフにしたときに返される内部の値を指定します。
    妥当性検査方法
    外部開発者のみ
    [妥当性検査方法] プロパティは、妥当性検査プログラムを指定している場合にのみ使用可能です。妥当性検査方法は、妥当性検査プログラムを使用して呼び出し可能な参考文書です。このプロパティは空欄にすることもできます。
    妥当性検査プログラム
    外部開発者のみ
    このプロパティを使用して、システムに組み込まれている妥当性検査のほかに、独自の妥当性検査をデータ項目に追加できます。このプロパティ内で .DLL ファイルの名前を入力します。外部の妥当性検査プログラムは、常に SunSystems 内部の妥当性検査より先に実行されることに注意してください。
    コントロールの幅をピクセル単位で指定します。
    右端で折り返す
    このプロパティでは、テキストを単語の境界線で自動的に折り返すことができるかどうかを指定します。[右端で折り返す] を [False] に設定すると、[両端揃え] プロパティは自動的に [左寄せ] に設定されます。
    X 位置
    このプロパティでは、コントロールの親に対する相対的な X 座標をピクセル単位で指定します。
    Y 位置
    このプロパティでは、コントロールの親に対する相対的な Y 座標をピクセル単位で指定します。
    年号の桁数
    このプロパティでは、年号を 2 桁、4 桁のどちらで表示するかを指定します。
  2. 変更内容を保存します。
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