承認レベルの設定

承認レベルを設定するには、承認レベル設定機能を使用します。

  1. [承認テーブル (ATS)] の [アクション] メニューから [詳細設定] を選択します。
  2. 次の情報を指定します。
    短縮ヘッダー
    このフィールドは、現在の承認テーブルから自動的に表示されます。
    上限金額
    承認レベルの上限金額。
    複数の制限を定義する場合、これらの上限値は範囲内の値として含められます。例: たとえば、制限範囲が 0 - 100,000 の上限金額 [100,000] を設定し、次は 100,000.01 - 500,000 範囲の [500,000] を設定します。
    一定のしきい値以下では承認が必要ない場合も [承認レベル] を設定する必要がありますが、[承認グループ] を割り当てる必要はありません。
    注: 上限金額を設定する際に、最上位の上限金額レベルを設定する必要があります。これを設定しないと、上限金額を超える取引が承認なしで次のステージに進みます。たとえば、承認者として指定されているデータアクセスグループの上限が [500,000] に設定されている場合、この金額を超える発注オーダーまたは発注請求書は承認が必要ありません。別のデータアクセスグループに、さらなる上限を定義すると (例: [9,999,999,999,999])、このグループのオペレータが承認するまでオーダー/請求書は保留されます。
    分析コード基準 1 - 3 始め/終り
    これらのフィールドは、承認テーブルに設定された分析要素に分析コードの範囲、あるいは承認テーブルに設定された承認タイプの静的参照データコードの範囲を指定します。たとえば承認テーブルで分析要素「グレード」を設定している場合に、範囲を 01 から 09 に指定できます。承認テーブルに勘定科目コードの承認タイプの設定がある場合、範囲は 21000 から 21999 に指定できます。これにより、承認者ごとに異なる範囲を指定できます。このフィールドには、実際のコードを入力する必要はありません。たとえば 「0 から 9」、「A から ZZZZZZ」、「0 から ZZZZZZ」の範囲を入力することにより、既存のコードと将来作成されるコードをピックアップすることができます。
    このフィールドには、実際のコードを入力する必要はありません。たとえば 「0 から 9」、「A から ZZZZZZ」、「0 から ZZZZZZ」の範囲を入力することにより、既存のコードと将来作成されるコードをピックアップすることができます。
    承認の分析基準を「空欄から空欄」の範囲に設定し、承認者をデータアクセスグループに指定すると、分析コードが未入力の場合に取引が承認のために保留されます。取引がデータアクセスグループによって承認されると、次のステージに進むことができます。
    入力される分析コードが承認基準の分析コード範囲のどれにも該当しない場合は、取引が承認なしで次のステージに進むことができます。たとえば、分析コードが E で、分析コード基準範囲が A から D、F から G に設定されている場合は、取引の承認が必要ありません。
    注: フィールドは、フォームデザイナで必須フィールドにすることも、ビジネスルールを使用して分析コードの入力をユーザーに強制し、入力されていない場合はメッセージを表示することもできます。
    注: 分析コードがオプションの場合は、オプションの分析コード範囲に対する承認テーブルを作成し、下の承認オペレータグループフィールドでデータアクセスグループが割り当てられていないことを確認してください。行は承認で保留されません。
    承認者データアクセスグループ 1 - 10
    承認詳細行で必要とされるデータアクセスグループここで定義する承認グループの順序に従って承認が行われます。
  3. 変更内容を保存します。