倉庫を検索して勘定科目認識コードを特定する

元帳インターフェイスには [在庫] と [取引] の 2 つのタイプがあります。

在庫タイプ

在庫タイプの元帳インターフェイスで倉庫タイプの勘定科目認識コードを定義している場合、SunSystems は受領または出庫を検索して場所を探します。場所が見つかったら、SunSystems はこの在庫場所設定を確認して、関連付けられている倉庫を検索します。この倉庫から該当する勘定科目認識コードが検索され、この勘定科目コードが元帳転記で使用されます。

取引タイプ

取引タイプの元帳インターフェイスで倉庫タイプの勘定科目認識コードを定義している場合、SunSystems は関連する取引を検索して倉庫を探します。たとえば受注オーダー行または在庫移動オーダー行で倉庫が入力されていると、この倉庫が使用されます。倉庫フィールドがない発注オーダーでは、取引タイプのインターフェイスは機能しません。SunSystems は、元帳インターフェイスが関連付けられているステージを正確に参照します。関連する倉庫が検索される場所を次に示します。

モジュール ステージ 使用される在庫場所
仕入 すべてのステージ 適用なし
売上 オーダー入力 オーダー行の倉庫
オーダー請書 オーダー行の倉庫
ピッキング オーダー行の倉庫
ピッキング確認 オーダー行の倉庫
発送 オーダー行の倉庫
発送確認 オーダー行の倉庫
受注請求書 オーダー行の倉庫
在庫 オーダー入力受領 オーダー行の終り倉庫
オーダー入力出庫 オーダー行の始め倉庫
オーダー入力 - 受領と出庫、またはいずれでもない 終り倉庫 (存在する場合) または始め倉庫
オーダー確認 オーダー行の倉庫
受領書入力/照合 適用なし
ピッキング オーダー行の始め倉庫
ピッキング確認 オーダー行の始め倉庫
発送 オーダー行の始め倉庫
発送確認 オーダー行の始め倉庫

どちらの元帳インターフェイスタイプでも、取引に倉庫が入力されていない場合や出庫または受領が実際に行われていない場合は、SunSystems はそのレベルでの確認をやめて、次のレベルを検索します。次のレベルは、元帳インターフェイス勘定科目認識コードの代替勘定科目認識コードとして指定されます。