資産分析詳細を使用して減価償却を配分する
転記プリセット補助コードに対して係数を入力できます。これは、減価償却計算 (FDC) または資産除却 (FAD) で計算される減価償却金額を配分するために使用します。この係数を使用して、資産の減価償却の合計を、転記プリセット分析コードの複数の組み合わせに配分できます。この係数によって減価償却の計算合計金額が決まり、その金額が資産の各分析プリセット補助コードに配分されます。
たとえば、各部署が使用しているフロア面積に基づいて、建物の減価償却を各部署に配分できます。各部署に対して転記プリセット補助コードを 1 つずつ定義されます。この補助コードにより、適切な部署の分析コードが関連する分析要素で識別されます。また、減価償却の合計を部署に配分する際に使用する係数、つまりフロア面積の比率も、この補助コードに含まれます。