資産クラスの設定
資産クラスは、同じ論理カテゴリに属する資産や、同じ方法や償却率で減価償却する資産をグループにまとめるために使用します。各資産クラスレコードは、一意の資産クラスコードで識別されます。固定資産クラス (FAC) で資産クラスを作成してから、資産レコード (FAS) で各資産レコードに適切な資産クラスを割り当てます。
資産を分類する方法として、資産クラスは固定資産分析コードよりも包括的な方法です。資産クラスには、クラスに属する資産を定義する情報を含めることができます。たとえば、「FURNITURE (家具)」という資産クラスを作成し、机、椅子、カップボードといったさまざまな資産レコードをグループにまとめ、すべてを年間 20% の定額法で減価償却します。減価償却金額はすべて同じ家具減価償却勘定科目に転記されます。
資産クラスレコードでは、クラスの減価償却方法、減価償却率、減価償却勘定科目を、必要に応じて異なる通貨値で定義します。資産レコード (FAS) で資産にクラスを割り当てるときに、減価償却方法、減価償却率、減価償却勘定科目が作成または修正されている資産レコードに自動的に入力されます。修正する資産レコードに既に入力済みのフィールドがある場合は、上書きを許可しない限りそれらのフィールドは上書きされません。
固定資産クラス (FAC)
[固定資産クラス] フォームには次の項目が表示されます。
- ヘッダー情報
- 全般
- 値 1 減価償却
- 値 2 減価償却
- 値 3 減価償却