リンク取引分割の例外
一般的に、取引が分割されると、システムによって同じ取引間リンクを含む取引が同じ割合で自動的に分割されます。ただし、次に示すようにこのルールには例外があります。
- 完全に照合されていて実質レートのフラグが付けられているリンク取引は、分割されません。
- 同じ取引間リンクを含む再評価転記は消込みマーカーによって累計され、消込みマーカーによる合計のみが分割されます。再評価転記の消込みマーカーは、再評価された取引から取得されます。
元の分割取引と各リンク取引の [エージェンシー/ブローカー勘定科目タイプ] によっても、リンク取引を分割するのかどうかが決まります。
分割取引の [エージェンシー/ブローカー勘定科目タイプ] | 分割処理 |
クライアント | [エージェンシー/ブローカー勘定科目タイプ] に関係なく、すべてのリンク取引が分割されます。 |
キャリア | [エージェンシー/ブローカー勘定科目タイプ] に関係なく、すべてのリンク取引が分割されます。 |
その他 | クライアントとキャリアの両方にリンク取引が存在する場合、これらのリンク取引は分割されません。リンク取引がクライアントに存在し、キャリアには存在しない場合、クライアントのリンク取引が分割されます。リンク取引がキャリアに存在し、クライアントには存在しない場合、キャリアのリンク取引が分割されます。リンク取引がクライアントにもキャリアにも存在しない場合、その他および名目勘定科目タイプのリンク取引が分割されます。 |
名目 | リンク取引は分割されません。 |