プロフィットセンター別費用レポート列のサンプル

注: この例では、SunSystems 財務モジュールで提供される PK1 ビジネスユニットのレポートについて説明します。

プロフィットセンター別費用レポートの列書式のサンプルは、財務テーブル列 (FTC) で定義されており、テーブルコード EXP で識別されます。このテーブルコードを照会すると、EXP テーブル列コードには 6 個のエントリがあることが確認できます。

列番号は、印刷列とは何の関係もありません。この番号は列の論理的な計算順序を指定するものです。行番号と同様に、後に必要に応じて新しい列を追加できるように、番号は間を空けて指定します。

第 1 列を表示すると、列タイプがヘッダーに設定されていることが確認できます。この列タイプは、行コードと行説明を印刷するために使用します。勘定科目がレポートで印刷される場合は、行コードは勘定科目コードになります。行説明は、各行に対して財務テーブル行 (FTR) で設定します。

ヘッダー列の [列基準] は、[行説明] または [行コード] にします。

印刷位置の値は、レポートで情報を印刷する列の番号を表します。行説明は第 2 列に印刷されます。行説明は 3 列にわたるため、印刷位置 3 と 4 は他の情報には使用しないでください。行説明と行コードはレポートの左側に表示する必要はなく、どの列に印刷しても構いません。

照会列 3 では、行コードが印刷位置 1 に印刷されます。これによってヘッダー勘定科目コードも印刷されます。最大 4 行をヘッダーに使用できることが確認できます。これは、財務分析や財務報告書のレポートで使用される列ヘッダーと同じです。

取引データを列に印刷する

財務テーブル行 (FTR) で各行にどの勘定科目を印刷するかを指定した後に、財務テーブル列 (FTC) で、各列でどの分析コードをレポートするかを指定できます。これは列コード EXP の第 5 列で示されています。

第 5 列は、この列で取引データをレポートすることを示すデータ列です。列基準は元帳分析 2 に設定されているため、この列に含める取引は分析コードによって選択されます。

PK1 デモビジネスユニットでは、元帳分析要素 2 が部署を表しています。[列基準] の範囲は、どの元帳分析要素 2 コードがこの列に含められるかを示します。この列には 10000 - 19999 の範囲が含められます。数値は印刷位置 5 に印刷されます。列の [データ] オプションは、レポート対象の期間を定義するもので、[累計] に設定されています。