フィルタ

相対的な割合に基づいて配賦する場合のパーセンテージは、対象の分析コードによって決まります。たとえば、部署、コストセンター、製品ごとに異なるパーセンテージが必要になります。この場合は、元帳取引の特定の分析要素で対象の分析コードを管理する必要があります。

たとえば電話料金を配賦する場合、電話料金のメモ勘定科目には、各部署に適用する比率またはパーセンテージを指定する取引が含まれます。パーセンテージをメモ勘定科目に転記する際に、いずれかの元帳取引分析要素を使って、パーセンテージを適用する部署コードを指定する必要があります。この元帳分析要素はフィルタのプロパティで指定します。

  1. [仕訳配賦率 (CAR)] の [フィルタ] タブをクリックします。
  2. 次の情報を指定します。
    比率分析要素 1 - 3

    比率計算の識別に使用する、最大 3 つの元帳分析要素または通貨コードを指定できます。たとえば上記の電話料金の例では、部署コードを含む分析要素を選択します。

    比率分析コード 終り 1-3

    各選択分析要素では、分析コードの範囲を選択し、比率勘定科目から取得する取引の選択に使用できます。たとえば電話料金の例では、比率を適用する特定の部署を識別するためのコードを指定します。

  3. 変更内容を保存します。