仕訳クラスの設定
仕訳クラスを使用すると、入金、支払、転送などの基本的な会計処理で仕訳を分類することができます。これにより、仕訳タイプを使用する従来の方法に加えて、仕訳の種類をより正確に論理的なグループに分けることができます。仕訳クラスを使用することにより、ビジネス機能別に仕訳をグループ化することができます。
仕訳タイプと異なる点は、仕訳クラスは必ず使用する必要がなく、財務元帳に仕訳を転記するために必ず使用する必要はありません。ただし、証票番号の機能を使用しているときは、必ず仕訳クラスを使用し、仕訳クラスの一部として仕訳タイプを定義する必要があります。これには、SunSystems から [仕訳タイプ (JNT)] を選択して、各仕訳タイプレコードの [仕訳クラス] フィールドを設定します。
仕訳クラスを使用する場合は、仕訳タイプとの関連付けを行うだけで、仕訳クラスコードが元帳取引の一部として自動的に保存されます。
仕訳クラスを仕訳タイプに割り当てたり、元帳設定でシステムバッチ処理の標準値として仕訳クラスを指定したりして、一度使用した仕訳クラスは、削除できません。
仕訳クラスをシステムバッチ機能にマッピングする
システムが実行するバッチ機能では、すべて SYSTM の仕訳タイプで転記されます。たとえば、資産減価償却や支払実行でシステムが生成する仕訳があります。それぞれのビジネス機能は異なるため、仕訳クラスを使用している場合は、各バッチ機能を仕訳クラスにマッピングすることができます。これを行うには、仕訳クラスを作成してから SunSystems で [元帳設定 (LES)] を選択し、[仕訳クラス] タブでそれぞれのバッチ処理に割り当てる [クラスコード] を選択します。