プリセット
- [仕訳プリセット (JNP)] の [プリセット] タブをクリックします。
-
次の情報を指定します。
- 基本行番号
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この行番号に基づいて計算が行われ、この行から標準設定が取得されます。上記で入力した [行番号] より大きい行番号にすることはできません。
- 行プロンプト
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このテキストは [元帳入力 (LEN)] で表示されます。オペレータがこの行番号の取引を作成しようとすると、必要な情報を入力するように促します。たとえば、「ここには債務または両建の勘定科目を入力してください」というメッセージを表示します。
- 転記会計期
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仕訳行の転記会計期を絶対値 (会計期書式) または相対値にプリセットします。次の特殊な値を使用できます。
- C - 会計期を当期にプリセットします。
- C+nnn または C-nnn - 会計期を当期の前後 nnn 会計期にプリセットします。
- +nnn または -nnn - 会計期を基本行の会計期の前後 nnn 会計期にプリセットします。
「会計期と日付のプリセット」を参照してください。
- 取引日
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仕訳行の取引日を、絶対値 (日付書式) または相対値にプリセットします。次の特殊な値を使用できます。
- T - 今日の日付にプリセットします。
- T+nnn または T-nnn - 日付を今日の日付の前後 nnn 日にプリセットします。
- +nnn または -nnn - 日付を基本行の日付の前後 nnn 日にプリセットします。
- M (月) の接尾辞 - 月を増減します。
- N (正味) の接尾辞 - 月を増減し、その月の最終日に設定します。
- 期日
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仕訳行の期日を、絶対値 (日付書式) または相対値にプリセットします。次の特殊な値を使用できます。
- T - 今日の日付にプリセットします。
- T+nnn または T-nnn - 期日を今日の日付の前後 nnn 日にプリセットします。
- TD+nnn または TD-nnn - 期日を取引日の前後 nnn 日にプリセットします。
- +nnn または -nnn - 期日を基本行の期日の前後 nnn 日にプリセットします。
- M (月) の接尾辞 - 月を増減します。
- N (正味) の接尾辞 - 月を増減し、その月の最終日に設定します。
- 説明
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仕訳タイプについて行ごとの説明が必要な場合は、次のコードを使用して説明を自動的にプリセットできます。
- @nnn (nnn は 1 - 999 の数) - 行 nnn の勘定科目コードに関連する勘定科目名をコピーします。
- @nnnA - 行 nnn の勘定科目コードをコピーします。
たとえば、顧客勘定科目名またはコードを、現金受領仕訳の銀行転記行の説明にコピーできます。
数値 (nnn) は、作成するプリセット行より小さい値にする必要があります。
注: 説明プリセットの 5 つ目の文字に A 以外の文字を使用すると (たとえば @nnnB)、この文字は無視され、デフォルトで勘定科目名は nnn の行からコピーされます。 - 消込みマーカー
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このオプションを使うと、この仕訳プリセットで転記される元帳取引に自動的に消込みマーカーを設定できます。[消込みなし] を選択すると、定義済みの消込みが必要ない場合に、消込みマーカーが空欄になります。次の消込みオプションを使用できます。
- [標準] - プリセット行で仕訳タイプに設定されている消込みマーカーを使用するには、このオプションを選択します。
- [消込みマーカー 0 - 9] - 債権、債務、両建勘定科目に転記される仕訳行で、いずれかの番号の消込みマーカーを設定します。損益勘定など、他の勘定科目タイプに入力されている行であれば、消込みマーカーなしで転記されます。これは、消込みマーカー 0 - 9 は債権と債務を管理するために使用するものであり、他の勘定科目タイプでは必要ないからです。
- [強制] - プリセット行の仕訳行が債権、債務、両建勘定科目に転記される場合、支払または回収を強制することを示す [強制] 消込みマーカーが仕訳行に割り当てられます。損益勘定など、他の勘定科目タイプに入力されている行であれば、消込みマーカーなしで転記されます。これは、[強制] 消込みマーカーは債権、債務、両建勘定科目の支払および回収処理の一部として使用されるためです。
- [保留] - プリセット行の仕訳行が任意の勘定科目タイプに転記されると、支払実行または入金実行から保留することを示す [保留] 消込みマーカーが仕訳行に割り当てられます。
- [調整済] - 仕訳転記時に、このプリセット行の取引行に [調整済] の消込みマーカーを設定するには、このオプションを選択します。
- 勘定科目コード
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このフィールドで仕訳行の勘定科目コードをプリセットし、行に入力された金額を転記する勘定科目を指定します。アスタリスク「*」をマスクとして使用すると、行で使用できる勘定科目コードの範囲をプリセットできます。
リンク勘定科目をプリセットするには、「@nnn」と入力します。nnn は、最初の勘定科目 (リンク元の勘定科目) を表示するプリセット行の番号です。たとえば、電話料金の費用勘定科目を電話会社の債務勘定科目にリンクしたとします。債務勘定科目が仕訳行 001 に入力される場合は、行 002 で「@001」と入力し、勘定科目をリンク費用勘定科目にプリセットできます。
- 勘定科目タイプ
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勘定科目コードをプリセットしていない場合は、このフィールドで勘定科目タイプをプリセットできます。これにより、仕訳行は指定した勘定科目タイプに転記されます。他の勘定科目タイプを選択したい場合は、2 つ目の [勘定科目タイプ] フィールドを使用します。
プリセット行を未転記のままにする場合、たとえば計算基準にする場合は、[計算行 (未転記)] を選択します。
- 資産コード
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資産コードを指定するために、固定資産台帳で使用します。
- 資産補助コード
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資産転記プリセットで定義した資産補助コードを指定するために、固定資産台帳で使用します。
- 価額/減価償却額記号
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仕訳によって更新される資産価額のタイプを指定するために、固定資産台帳で使用します。行の資産価額を更新する場合は [資産価額] を選択し、資産の減価償却金額を更新する場合は [減価償却額] を選択します。資産の当初取得価額を更新する場合は [当初取得価額] を選択します。この行で資産価額を更新しない場合や、手動で入力する必要がある場合は、[空欄プリセット] を選択するか、フィールドを空欄にします。
- プリセット強制
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このオプションを設定すると、仕訳行のプリセット値を変更できません。
- 自動オンライン消込み
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このオプションを選択すると、オペレータが仕訳行の入力を完了するときに、オンライン消込みウィンドウが自動的に表示されます。
- 仕訳タイプ
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このボタンをクリックして [仕訳タイプ] フォームにアクセスします。
- 変更内容を保存します。