許可ステージの定義
許可ステージ設定 (AUS) を使用して、取引セットを完全に許可して処理する場合に必要となる許可のレベルを個別に定義できます。特定の処理に対して異なる複数の許可ステージを設定できます。ただし、すべてのステージを特定の取引セットに適用する必要はありません。これは許可を設定するために必要な手順の 1 つです。
許可ステージは [
] を選択して停止したり、[ ] アクションを選択して再びオープンに設定できます。許可ステージ設定 (AUS)
許可ステージを設定するには、SunSystems から [許可ステージ設定 (AUS)] を選択します。このフォームには次のフィールドが表示されます。
- ステージ番号
- 許可ステージを一意に識別する番号。許可機能は、下の [ステージタイプ] フィールドで指定するさまざまな財務処理で必要になることがあります。許可ステージはステージタイプにリンクされます。1 つの取引セットで複数の許可ステージが必要な場合、ステージ番号によって許可ステージの必要順序が決まります。
注: 許可ステージに番号を付ける際に、それぞれの許可処理内の複数のステージをまとめることができます。たとえば、ステージ番号 1 - 100 を支払許可ステージのために予約し、ステージ番号 200 - 300 を元帳入力/インポート許可ステージのために予約します。ステージ番号の間に空番号を設けておくと、後続のステージ番号が必要になったときに簡単に挿入することができ、ステージ番号を整理し直す必要がありません。
- 状況
- 状況
- 検索コード
- 検索コード
- 説明
- 説明
- 短縮ヘッダー
- 短縮ヘッダー
- コメント
- 許可処理のステージを説明する補足テキストを入力します。
- フィルタ定義制御 ID
- 許可ステージが必要になる取引を識別するためのフィルタ。たとえば、取引が特定の勘定科目コードを参照する場合にのみ、許可ステージが必要になる場合があります。フィルタは [フィルタデザイナ (FLD)] で定義しておく必要があります。
注: 許可フィルタを作成するとき、フィルタタイプは許可照会の SAAUTH でなければなりません。フィルタ条件 [許可セット参照] をランタイムエントリとして少なくとも一度は含め、[空欄] チェックボックスは通常オフにします。これらのチェックボックスは
[条件の編集] ダイアログに表示されます。ランタイムエントリとしてその他のデータ項目を定義しないでください。
- ユーザーチームコード
- オペレータグループは、この許可ステージで取引を許可できます。ユーザーチームは [ユーザーチーム設定 (UTS)] で定義します。
- 許可者
- 取引を許可するように求められる、ユーザーチーム内の標準オペレータ
- ステージタイプ
- 許可ステージに財務の処理タイプを指定します。許可ステージは、ステージ番号順にこのステージタイプに実行されます。たとえば、決済処理の最初の許可ステージにすることもできます。次のタイプを使用できます。
- 決済
- 照合/消込み
- 元帳入力/インポート