複数固定幅レコードファイル

複数固定幅レコードファイルのデータ書式を作成するには:

  1. [転送デスク] のツールバーで [書式デザイナ] をクリックします。
  2. [ファイル] メニューから [書式の新規作成] を選択します。 [書式の新規作成] ダイアログが表示されます。
  3. 次の情報を指定します。
    分類
    [複数固定幅レコード] を選択します。
    名前
    新規データ書式の一意の名前を入力します。
    説明
    新規データ書式の説明を入力します。
  4. [OK] をクリックします。
  5. 次の詳細を入力または修正します。
    説明
    データ書式を作成した際に入力した説明
    無視する最初の行数
    外部ファイルの先頭で無視する行の数です。デフォルトは [0] です。
    レコードセパレータ
    外部ファイルの各レコードの終りに使用して、レコードを分割するコードです。[Windows 改行]、[UNIX 改行]、[その他] から選択します。デフォルトのセパレータは [Windows 改行] で、スクリプトでは record-sep="\r\n" と表示されます。これは、キャリッジリターンと改行です。

    異なるセパレータを指定するには [その他] を選択します。[指定] フィールドが有効になり、セパレータを指定できます。

    [フィールド] セクションで [開始位置]、[長さ]、[名前] の「*」のマークが付けられた行をクリックして、開始位置 (数字)、長さ (数字)、フィールド名を入力します。フィールド名は XML 構文に従う必要があります。たとえば、数値で始めることはできません。また、フィールド名はデータ書式内で一意でなければなりません。

    次のボタンを使用して、フィールド名のインポート、フィールドの挿入または削除を行います。

    • [ファイルの読み込み]

      サンプルファイルから既存のフィールド名をインポートするには、[ファイルの読み込み] をクリックしてファイルの場所を参照します。フィールド名が抽出され、既に定義されているフィールド名の代わりに行に挿入されます。

      注: インポートされるファイルは UTF-8 フォーマットでなければなりません。
    • [挿入]

      [挿入] をクリックすると、現在選択している行の上に新規行を追加します。

    • [削除]

      [削除] をクリックすると、現在選択している行が削除されます。

    レコード
    [レコード] セクションでは次の操作が可能です。
    • レコードを追加するには、[追加] をクリックします。追加されたタブで、レコード詳細を入力できます。
    • レコードを削除するには、既存のレコードタブを選択して [削除] をクリックします。

    レコード詳細を完了するには、次の情報を指定します。

    接頭辞
    各レコードの開始点を識別する文字列
    レコード名
    各レコードを識別する名前
    フィールド
    外部ファイルの固定幅データを定義する開始点、長さ、フィールド名。* のマークが付けられた行をクリックして、新しいフィールド名を入力します。フィールド名は XML 構文に従う必要があります。たとえば、数値で始めることはできません。また、フィールド名はフィールドセット内で一意でなければなりません。

    各フィールド名の間のスペースを無視したい場合などは、[無視] チェックボックスをオンにして行を無視します。

    次のボタンを使用して、フィールド名のインポート、フィールドの挿入または削除を行います。

    • [ファイルの読み込み]

      サンプルファイルから既存のフィールド名をインポートするには、[ファイルの読み込み] をクリックしてファイルの場所を参照します。フィールド名が抽出され、既に定義されているフィールド名の代わりに行に挿入されます。

      注: インポートされるファイルは UTF-8 フォーマットでなければなりません。
    • [挿入]

      [挿入] をクリックすると、現在選択している行の上に新規行を追加します。

    • [削除]

      [削除] をクリックすると、現在選択している行が削除されます。

    次のボタンを使用して、フィールド名のインポート、フィールドの挿入または削除を行います。

    フィールド名の順序を並べ替えるには、移動するフィールドを選択して、必要に応じて [上に移動] と [下に移動] をクリックします。

  6. [書式の保存] をクリックして、データ書式をデータベースに保存します。
  7. データ書式の妥当性を検査してテストします。
  8. データ書式のソースコードを表示または編集する方法については、「テキストビューでコードを編集する」を参照してください。
    注: 外部データソースに複数のヘッダー行が含まれる場合は、次の制限があります。たとえば、外部データソースを発注オーダーとして SunSystems にインポートする場合は、[Purchase Order] コンポーネント、[CreateOrAmend] メソッドを使ってインポートプロファイルを作成し、データ書式および対応する変換を作成します。ランタイムパラメータが正しく設定されていて、インポート時にシステム例外が起こらなければ、発注オーダーが生成されます。最初のヘッダー行だけがヘッダーとなり、行データは、ソースデータの他のヘッダー行にある行も含めて、すべて行になります。この制限は、発注オーダー、受注オーダー、在庫移動オーダー、受領書などのコンポーネントで起こります。これは今後のバージョンでは解決する予定ですが、現バージョンで問題を解決したい場合は地域のサポートにお問い合わせください。