売上返品票フォーム - 行アクション
現在の売上返品票で次のアクションを実行するには、売上返品票フォームの [アクション] > [行] メニューからオプションを選択します。
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次の情報を指定します。
- 行削除
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現在の売上返品票からこの行を削除します。警告メッセージが表示され、削除する前に操作を確認できます。
行に対して在庫更新が行われている場合は、行を削除できません。
行に対して元帳転記が行われている場合は、システムによって売上返品票の行が削除され、以前の元帳転記が逆転記されます。
- 行挿入
- 現在の売上返品票で新しい行を挿入します。
- 行保留/行リリース
- [保留] すると、[リリース] オプションが選択されるまで処理を行うことができません。既存の請求書またはオーダーを使用している場合、行は自動的に保留されます。
- 行確認
- 行を確認し、[確認日]、[確認会計期]、[確認オペレータ] の詳細を変更します。
- 行コピー
- 選択されている行をコピーし、新しいオーダー行に挿入します。
- 特性
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商品をより明確に定義するために、商品に特性を割り当てます。たとえばシャツの緑色と青色の特性がある場合があります。
既存のオーダーまたは請求書を使用している場合は、元の行に定義されている特性が返品票の行にコピーされます。
商品マスタで商品に特性が設定されている場合、売上返品票でも特性を指定する必要があります。たとえば緑色のシャツ 4 枚と青色のシャツ 6 枚が返品される場合があります。これは売上返品票に 2 つの行として入力する必要があります。
- 分析分割
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システムには最大 10 の分析コードを設定することができ、受注オーダー行で分析コードを選択できます。このオプションを選択すると [受注オーダー行入力 分析分割] フォームが表示され、1 つの行の値を異なる分析コードに対して分割できます。
既存のオーダーまたは請求書を使用している場合は、元の行に定義されている分析が返品票の行にコピーされます。必要に応じて返品票のこれらの詳細を修正できます。
- キャンセル数量
- 行の合計数量の一部をキャンセルし、その理由を指定できます。たとえば返品数量が元の発送数量より少ない場合があります。このオプションを選択すると
[受注オーダー行 キャンセル数量入力]
フォームが表示されます。このフォームの次のフィールドを除くすべてのフィールドは、現在の受注オーダー行から自動的に入力されます。
- キャンセル数量
- オーダー行からキャンセルされる合計数量
- 理由コード
- キャンセル理由
注:- 返品数量を変更して [分析分割] を使用する場合は、[キャンセル数量] を使用してください。
- 売上タイプで転記会計期が現在の会計期に設定されていると、逆仕訳は現在の会計期に転記されます。
- [キャンセル数量] を使用すると、取引が入力された日付または会計期がクローズされている場合でも、キャンセルが実行されます。
- 転記を逆仕訳して代わりの新しい転記を入力するときには、元の日付または会計期がオープンまたはクローズされているかどうかに関係なく、オペレータの現在の日付と会計期が元帳転記で使用されます。例:
2005 月 1 月の受注オーダー、数量 10、金額 100 ポンド -> 2005 年 1 月 確定金額 100 ポンドを転記
2005 年 5 月 SO - キャンセル数量 2 -> 2005 月 5 月 逆仕訳数量 10、挿入数量 8、確定転記数量 80
- 元の取引の日付と会計期の情報はオーダー入力時のものであるため、同じ日付または会計期にはなりません。
- キャンセル数量によって行の数量が完全に一致することを確認する必要があります。つまり、「キャンセル数量 + 確定数量 = オーダー合計数量」でなければなりません。これにより、元のオーダー会計期からこれ以上転記が発生することはなくなります。
- 逆仕訳処理中に [オーダー会計期] が自動的に現在の会計期に設定された後に、この会計期を変更しないでください。
- 仮住所
- これによって、行で必要とされる場合に仮住所を作成できます。
- 在庫照会
- これによって [在庫照会] フォームが表示され、商品の在庫残高を調べることができます。
- 行印刷
- この機能を使用するには、現在の受注オーダーステージに書類書式が関連付けられている必要があります。
- 行に標準パラメータ埋め込み
- このオプションを選択すると、 [標準テキスト言語バリアント] フォームが表示されます。このフォームを使用して、印刷する行にパラグラフをアタッチできます。
- 既存のオーダーまたは請求書を使用している場合、標準テキストが返品票の行にコピーされます。
- 変更内容を保存します。