消込みの転記

必要な取引を消込みしたら、消込みを転記または保存します。

多通貨環境で消込みを転記するには、残高調整通貨を選択する必要があります。「消込み残高調整通貨の選択」を参照してください。[アクション] > [転記] で適切なオプションを選択するか、[通貨で転記] オプションをクリックして選択できます。[転記] オプションは次のとおりです。

  • [基本通貨で転記] - 基本通貨で残高調整し、消込みを転記します。
  • [取引通貨で転記] - 取引通貨で残高調整し、消込みを転記します。
  • [第 4 通貨で転記] - 第 4 通貨で残高調整し、消込みを転記します。
注:  [オンライン消込み] を使用して [元帳入力 (LEN)] 中に取引を照合する場合は、[転記] オプションではなく、[保存] オプションを選択する必要があります。消込みと生成される取引は、仕訳自体が転記されると転記されます。「元帳入力中の取引を消込む」を参照してください。

消込みの貸借金額が一致しないと、転記処理は決済割引の計算と適用、損失/損益計上処理、為替差損転記を試みます。「消込みの残高調整」を参照してください。

消込みが正しく、金額が一致していると、転記処理は次のタスクを実行します。

  • 消込み済取引の消込みマーカーを更新する
  • たとえば期日または分析コードが変更された場合に、修正された他のフィールドを変更する
  • 決済割引、決済割引税金、生成された取引を転記する
  • 生成される損益/損失計上取引を転記する
  • 生成された実現換算差益/差損取引を転記する
  • 次の消込み参照、最終消込み日、会計期を消込み済取引に転記する

勘定科目を使用できない場合、 [元帳個別消込み 差額勘定科目入力] ダイアログで勘定科目の入力が求められます。「消込み差異転記勘定科目を識別する」を参照してください。

[元帳設定 (LES)] の [仮転記] フィールドが [オプション] に設定されていると、新規取引を仮転記または正式転記として転記できます。