コントロールデスクのエントリポイント
コントロールデスクは、定義されている選択基準と一致するデータを抽出し、抽出データをコントロールデスク出力フォームに表示します。抽出データを詳細レベルで表示するか、集計レベルで表示するかは、フィルタによって決まります。
コントロールデスクを使用するときには次の 3 つのステージがありますが、すべてのステージが必要なわけではありません。
- 選択基準フォームや出力表示フォームを決める、コントロールデスクの要件 (フィルタ) を指定します。
- 必要に応じて、抽出データを決めるためのランタイム選択基準を入力します。
- 抽出されたデータを表示します。
これら 3 つのすべてのステージで、コントロールデスクにアクセスできます。コントロールデスクにアクセスするステージは、ユーザーグループメニューデザイナを使って SunSystems メニューにコントロールデスクが追加されているかどうか、追加されている場合は、定義されているコントロールデスクのパラメータの数によって異なります。
指定されているパラメータに応じて、以下のエントリポイントでコントロールデスクにアクセスできます。
- パラメータが指定されていない場合は、 [コントロールデスクフィルタ選択] フォームからコントロールデスクにアクセスできます。これは上記のステージ 1 に相当します。この最初のフォームでは、コントロールデスクで使用するフィルタとフォームを選択する必要があります。このようにアクセスする場合は、コントロールデスクが SunSystems メニューエントリとして定義されているかどうかに関係なく、コントロールデスクを実行できます。
- SunSystems メニューエントリでフィルタ ID とフォームの詳細が指定されていると、フィルタのランタイムパラメータが必要な場合に、パラメータのフォームが表示されます。これは上記のステージ 2 に相当します。例として、照会選択フォームが表示される仕訳照会があります。
- SunSystems メニューエントリでフィルタ ID とランタイムパラメータが指定されている場合は、コントロールデスクの表示フォームに抽出したデータが表示されます。これは上記のステージ 3 に相当します。例として、必要なデータを自動的に選択する元帳インポートがあります。