オーダー住所を仕入先にリンクする

SunSystems 受発注処理モジュールでは、商品またはサービスの購入場所が仕入先に複数存在するものの請求書を扱うオフィスは 1 つであるために、1 つの仕入先コードのみが使われる場合があります。このような場合に、1 つの仕入先に複数のオーダー住所をリンクできます。

すべての住所は、住所 (ADD) を使って SunSystems に定義します。住所は、仕入先 (SUS) を使用して仕入先のオーダー住所として参照されます。

注: 仕入先オーダー住所コードとして [主要オーダー住所コード] を設定する必要があります。

仕入先レコードに主要オーダー住所コードが入力されている場合は、発注オーダー入力時に、[主要オーダー住所] が標準の [仕入先オーダー住所コード] として使用されます。この住所は、仕入先にリンクされている他のオーダー住所コードに変更できます。その後、[標準リードタイム] と [最小オーダー額] をオーダーで使用できます。

  1. 住所 (ADD) を使用して、必要に応じて新しい住所を追加します。
  2. 仕入先 (SUS) を使用して仕入先詳細を取得します。
  3. オーダー住所を仕入先にリンクするには、 [仕入先] フォームの [アクション] メニューから [仕入先オーダー住所] を選択して [仕入先オーダー住所設定] フォームを開きます。
    オーダー住所として住所が仕入先にリンクされている場合は、このフォームに表示されます。[主要オーダー住所] も含まれています。
  4. [挿入] をクリックして、フォームに空白行を表示します。
  5. [住所コード] フィールドに住所コードを入力するか、または [照会] ボタンをクリックしてコードを選択します。
  6. [OK] をクリックして、新しい住所をオーダー住所として仕入先に割り当てます。
  7. 必要に応じて次の詳細を入力してください。
    標準リードタイム
    この住所から配送する際に必要な時間。選択されているリードタイム単位で表されます。
    標準リードタイム単位
    リードタイムに使用する単位。たとえば、[日] や [週] を使用します。
    [標準仕入リードタイム] を発注オーダーで使用して [自社期日] フィールドを計算します。自社期日は、この日付までに商品が納品されなければならない日付です。自社期日を計算するために、システムによって [標準仕入リードタイム] と [標準リードタイム単位] の設定が検索されます。まず商品マスタが検索され、ここで設定されていない場合は、仕入先オーダー住所設定が検索されます。いずれも設定されていない場合は、現在のログイン日付が使用されます。
    最小オーダー額
    オーダー住所の仕入先からオーダーする際の商品またはサービスの最小金額。レポート通貨やその他の取引通貨ではなく、基本通貨が使用されます。発注オーダーを終了するときに (発注請求書または仕入返品票ではありません)、仕入タイプ設定の [仕入値保持] フィールドとして定義されるフィールドを使用してオーダー行が合計されます。合計金額が最小オーダー額より少ない場合は警告メッセージが表示され、行を保留にする必要があります。オーダー金額が最小オーダー額を超えるまで、この行はリリースできません。
  8. [OK] をクリックしてオーダー住所の詳細を保存します。
  9. [終了] をクリックして [仕入先] フォームに戻ります。