分析コード (ANC)
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次の情報を指定します。
- 分析要素
- 分析コードを適用する分析要素を入力または照会します。分析要素は、分析要素 (AND) で定義しておく必要があります。
- 分析コード
- 分析コードには、最大 15 文字を使用できますが、この文字数は分析要素設定で制限されている場合があります。大文字と小文字は同じではないことに注意してください。大文字のみ使用できます。
- 次の文字は、分析コードに使用しないことをお勧めします。これは、レポートライターやコントロールデスクで利用可能な選択コマンドを使用する際に、混乱したり間違えるのを防ぐためです。
- * % ^ ( ) . [ ] _
- 状況
- 名前
- 分析コードの名前または説明。この名前は、レポートや入力の際に表示されます。
- 検索コード
- 転記禁止
- 分析コードを使用できないようにします。このオプションは、特定のコードが古くなっていたり、レポートの目的でのみ作成されている場合に便利です。
- データアクセスグループコード
- 予算照合抑制
- 分析コードに対して新しい取引を入力できないようにします。たとえば、元帳取引、発注請求書、発注オーダーが入力され、この分析コードが使用され、予算照合が行われる場合、警告メッセージが表示されてユーザーは取引を入力できません。この分析コードを使用するすべての転記に関する予算を処理可能にするには、このフィールドを空欄にしてください。
- 予算照合
- 分析コードに対して実行される予算照合のタイプを指定します。次の 3 つのオプションを使用できます:
- [予算照合不要] - この分析コードを使用して取引の予算照合を行わない場合は、このオプションを選択します。
- [予算照合許可] - 分析コードが取引で使用されていて、分析コードを予算照合に使用したい場合は、このオプションを選択します。
- [勘定科目レベルでのみ予算照合を許可] - この分析コードを使用して、取引に対して勘定科目レベルで予算を照合したい場合は、このオプションを選択します。
- 予算ナビゲーション方法
- 予算照合を実行する場合は、使用できる予算を照合する会計期を選択します。当期の予算のみ、前後の会計期、またはそれらを組み合わせた期間に対して照合を行うことができます。予算を照合しない場合は [適用なし] を選択します。
- この設定によって、予算照合設定の内容が上書き変更されます。
- 使用可能予算は会計期に対して照合され、次のように計算されます。
- 使用可能予算金額 = 予算 - 確定経費 - 実際経費
- 予算照合では、最初に現在の会計期から予算が消費されます。この会計期に十分な使用可能予算がない場合は、その他の会計期にナビゲートされ、予算が順番に消費されます。それでも使用可能な予算が足りない場合、取引は予算照合に失敗します。
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- [会計期予算のみ] - この会計期の使用可能予算のみを確認します
- [以前の会計期] - 現在の会計期で照合を開始し、予算を使用します。十分な予算がない場合は、前の会計期を照合します。それでも十分な予算がない場合は、さらに前の会計期を照合し続けます。
- [今後の会計期] - 現在の会計期で照合を開始し、予算を使用します。十分な予算がない場合は、後の会計期を照合します。それでも十分な予算がない場合は、さらに後の会計期を照合し続けます。
- [以前と今後 以前優先] - 現在の会計期でチェックを開始し、予算を使用します。十分な予算がない場合は、一度 1 つ前の会計期に移行して予算を使用します。次に現在の会計期から 1 つ後の会計期に移行して予算を使用します。
- [以前と今後 今後優先] - 現在の会計期で照合を開始し、予算を使用します。十分な予算がない場合は、一度 1 つ次の会計期に移行して予算を使用します。次に現在の会計期から 1 つ前の会計期に移行して予算を使用します。
- [適用なし] - 予算照合設定 (BCS) レコードで指定されているナビゲーション方法を使用する場合は、このオプションを選択します。予算照合レコードのナビゲーション方法も [適用なし] に設定されている場合は、この分析コードでは予算照合が実行されません。
- 複合予算照合
- 分析コードと勘定科目予算の組み合わせに対して照合を行います。この分析コードに対応する予算が使用されている場合は、予算照合によって勘定科目の予算がチェックされ、残高がある場合はその予算が使用されます。
- 変更内容を保存します。
親トピック: 分析コードの設定