プロファイルのランタイムパラメータを指定する - 概要
プロファイルを作成するときに、プロファイル実行時に必要になるパラメータを指定できます。また、実行時にこれらの値の上書き変更を許可するのかどうかも指定できます。
実行時のパラメータによって転送処理が決まります。たとえば、インポート転送では、インポートデータの場所やインポートの処理方法が定義されます。
プロファイルでパラメータ値が指定されていない場合や、実行時の上書き可能が許可されている場合は、実行時に値を入力するように求められます。メッセージが表示される項目は必ず入力しなければならない場合があります。
インポートプロファイルのランタイムパラメータ
インポートプロファイルには、元データと対象データのオプションが含まれます。インポートのランタイム選択オプションは、プロファイルの構成によって異なります。
- 実行されるインポート処理で必要な生成パラメータ値。ビジネスユニット、対象元帳 (元帳データをインポートする場合)、処理の入力ペイロードと出力ペイロードを保存するかどうかを指定します。
- ファイルベース - クライアントまたはサーバー、インポートするデータが含まれるファイルパスと名前。SunSystems Web クライアントでプロファイルを実行する前に、ファイルをセントラルファイルリポジトリにアップロードしておく必要があります。つまり、ファイルベースは [サーバー] に設定する必要があります。
- 処理後に元のファイルを名前変更、削除、移動するオプション
エクスポートプロファイルのランタイムパラメータ
エクスポートプロファイルには、元データと対象データのオプションが含まれます。エクスポートランタイムオプションには次の項目が含まれます。内容はプロファイルの構成によって異なります。
- 実行されるエクスポート処理で必要な生成パラメータ値とオプションのランタイム値。ビジネスユニット、元の元帳 (元帳データをエクスポートする場合)、処理の入力ペイロードと出力ペイロードを保存するかどうかを指定します。
- ファイルベース - クライアントまたはサーバー。エクスポートするデータが含まれるファイルパスと名前、ファイル出力の処理。SunSystems Web クライアントを使用するときは、ファイルがセントラルファイルリポジトリで作成されるため、[ファイルベース] を [サーバー] に設定する必要があります。
- エクスポートデータのフィルタSunSystems Web クライアントを使用するときは、上書きオプションが選択されていれば、定義済フィルタを実行時に修正できます。別の定義済フィルタを選択するか、既存のフィルタパラメータを修正できます。
内部転送/外部転送のランタイムパラメータ
内部転送で使用される元コンポーネントのオプションはエクスポートプロファイルと同じで、対象コンポーネントのオプションはインポートプロファイルと同じです。
外部転送で使用される元コンポーネントのオプションはインポートプロファイルと同じで、対象コンポーネントのオプションはエクスポートプロファイルと同じです。ソースファイルはファイルリポジトリにアップロードされているファイルを参照する必要があり、ターゲットファイルは指定されている名前でファイルリポジトリに作成されます。
処理プロファイルのランタイムパラメータ
処理プロファイルを使用することにより、為替再評価計算などの SunSystems の特定の処理を転送デスクから実行できます。対象コンポーネントのオプションは、プロファイルで選択されている処理によって異なります。これらのタイプのプロファイルではファイルを選択する必要がありません。ログと結果ファイルが作成されます。