元帳バッチ生成パラメータの入力

[元帳バッチ生成] ウィンドウを使用して、受発注処理取引で生成された仕訳を財務に転記するときに適用する [元帳インポート] の処理オプションを設定します。

これらのパラメータの標準設定は、 [元帳インターフェイス (LIS)] の設定によって決まります。誤って標準設定を変更した場合は、[アクション] メニューから [元に戻す] を選択して、設定を標準に戻すことができます。

パラメータを入力したら、[アクション] メニューから [転記] を選択するか、[転記] をクリックして、元帳転記処理を開始します。

  1. 次の情報を指定します。
    転記タイプ
    • [転記] - 妥当性検査ルールの合否にかかわらず、仕訳を転記します。
    • [エラーがない場合は転記] - 妥当性検査ルールに合格する場合にのみ仕訳を転記します。エラーが見つかる場合は、転記詳細を訂正して [転記エラー抽出 (RFP)] で再転記します。
    保留仕訳として転記
    仕訳を財務の保留仕訳として転記するには、このオプションを選択します。
    仮転記
    仕訳を仮転記として転記するには、このオプションを選択します。仕訳を正式取引として転記するには、このオプションを空欄にします。これは、財務モジュールで仮転記がオプションに設定されている場合のみ必要です。
    残高調整取引転記許可
    このオプションを選択すると、貸借差額の原因がシステム計算にある場合は、[取引転記] オプションが [エラーがない場合は転記] に設定されていてもシステム生成調整取引を作成し転記できます。たとえば、差額が通貨換算計算の端数差異である場合などです。このオプションを設定しないと、システムによって生成された差額はエラーとして処理され、仕訳を転記できません。
    基本仮勘定科目
    基本通貨で残高調整をする必要がある場合に、残高調整仕訳を転記する財務勘定科目。仮勘定科目、クローズされた勘定科目、メモ勘定科目は選択できません。仕訳取引の勘定科目コードが無効な場合は、この勘定科目が代用されます。
    取引仮勘定科目
    取引通貨の仕訳金額に差額があり、差額が丸め許容差を超える場合に、残高調整取引を転記する財務勘定科目コード。このオプションは、取引通貨がビジネスユニットに使用されている場合にだけ必要となります。仮勘定科目、クローズされた勘定科目、メモ勘定科目は選択できません。
    レポート仮勘定科目
    第 2 基本通貨またはレポート通貨仕訳に差額があり、差額が丸め許容差を超える場合に、残高調整取引を転記する財務勘定科目コード。このオプションは、第 2 基本通貨またはレポート通貨がビジネスユニットに使用されている場合にだけ必要となります。仮勘定科目、クローズされた勘定科目、メモ勘定科目は選択できません。
    残高調整転記基準
    仕訳行の金額が一致しなければならない追加の取引詳細を指定します。このオプションにより、通常の仕訳残高調整要件に加えて、追加レベルの残高調整が課されます。追加の残高調整条件を課さない場合は、[追加残高調整なし] を選択します。または、元帳分析 1 - 10、取引日、取引参照のいずれかのオプションを選択して、選択したフィールドの取引金額を一致させます。
    エラーのみレポート
    このオプションを設定すると、 [元帳インポート] は、フィールド値が置換された取引または拒否された取引だけをレポートします。すべての取引についてレポートするには、空欄にします。
    代替メッセージ抑制
    このオプションを選択すると、空欄の会計期、取引日、その他の重要でない代替行が元帳インポートレポートから除外されます。
    転記レポート書式
    仕訳が財務に転記されると自動的に生成される、元帳インポート転記レポートに使用される書類書式。書類書式は [書類書式 (DFS)] で定義しておく必要があります。
    予算超過許可
    このオプションを選択すると、どの予算チェック制御が設定されているかに関係なく、仕訳転記で元帳勘定科目の予算超過が許可されます。
    停止勘定科目に転記
    停止されている仮財務勘定科目への仕訳取引の転記が許可されます。
  2. 変更内容を保存します。