次のキーのシンクロナイズについて

[次のキー] 機能では、長時間実行されているトランザクションは、接頭辞が有る無しにかかわらず、同じ処理を行っているその他の処理をブロックすることなく、カラムエントリの以下の値を取得できます。この種類のストアドプロシージャの呼び出しは、 [アプリケーションスキーマカラムメタデータ] フォームを使用して、[ジェネレータ] フィールドに設定することができます。

CloudSuite Business データベースには、NextKeys テーブルが含まれています。このテーブルは、接頭辞を含むことのできるシステム生成値の英数字キーに使用される最後の値を一覧表示します。たとえば受注オーダには CO などの接頭辞を含めることができるため、オーダ番号は CO-00001115、CO-00001116 などとなります。NextKeys の値はキーの次のシステム生成値を決定するために増分されます。

場合によっては、NextKeys テーブル内のデータが、同じキー値を持つ他のデータベーステーブルの内容と一致しなくなることがあります。これが発生した場合には、「重複キー」というエラーメッセージが表示されます。

これを防ぐには、システム管理者が [次のキーをシンクロナイズ] フォームを定期的に実行する必要があります。このフォームは、NextKeys テーブルを、キー値を持つデータベーステーブルの内容と同期します。

このフォームの情報は、値が予測通りに使用されているかどうかを判断するのに役立ちます。たとえば、あるユーザが新しい受注オーダで [CO-400] とすべきところを [CO-40000] と誤って入力してしまった場合、接頭辞が CO の番号を、予期したより早く使い果たしてしまうことになります。オーダをそれ以上入力する前にこの誤りに気づいた場合は、問題のオーダを削除し、正しい番号を使用して再び追加することができます。

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