APS モード

APS 計画機能を有効にする場合は、このフォームを使用します。CloudSuite Business ライセンスが CloudSuite Business APS を含む場合にのみ APS モードを選択できます。

計画モードは、 [APS 計画] 処理と ATP/CTP 取得機能が需要を計画する方法に影響します。以下の表では、3 つの計画モードを比較しています。

計画モード	説明
APS	この [APS モード] では、オーダの優先度と納期に基づいて、ある需要の全ての所要量を次の需要の計画前に計画します。資源（作業員、機械、および治具）がシフト内であり他の需要に使用されていないかどうかが考慮されます。資源は、一度に 1 つのタスクだけを処理できます。つまり、drillpress_ABC が 10:00 a.m. にジョブ 123 の作業 10 に使用されている場合は、drillpress_ABC を 10:00 a.m. にジョブ 456 の作業 10 に使用できません。無限 APS により、計画オーダと例外メッセージが生成され、詳細な資源用途がレポートされます。 [受注オーダ明細] や [ジョブオーダ] などのフォームでは、 [ATP/CTP 取得] ボタンのラベルが [CTP 取得] になります。
無限 APS	オーダ優先度と納期に基づいて、ある需要の全ての所要量を次の需要を計画する前に計画します。ただし、APS 計画とは異なり、作業シフト期間中に資源（作業員、機械、および治具）を無制限の数のタスクに使用できることを前提としています。資源の生産は、利用可能なシフト内時間によってのみ制限されます。無限 APS により、計画オーダと例外メッセージが生成され、詳細な資源用途がレポートされます。 [ATP/CTP 取得] ボタンのラベルは [ATP 取得] になります。
MRP	各品目が任意の部品表に表示される最も低いレベルから順番に所要量を計画します（つまり、全ての終了品目が最初に処理されてから次のレベルの全ての品目が処理されるというように順番に処理されます）。品目の [ ローレベルコード] により、MRP が品目の所要量をいつ計画するかが決定されます。MRP は現在の日付から過去の品目のリードタイムまでの各所要量を計画し、類似の所要量をまとめます。MRP は作業手順、資源キャパシティ、またはシフトを考慮しません。計画オーダと例外メッセージが生成されます。 [ATP/CTP 取得] ボタンは無効になります。

3 つの計画モードのうち、APS モードが施設の最も現実的なビューを提供します。このモードでは、オーダの完了に利用可能な資源が実際にない場合、オーダを過剰に約束しません。

注: このモードが正常に機能するには、APS サービスとプランナデータベースが CloudSuite Business のサーバで実行されている必要があります。ユーティリティサーバでの計画/スケジューリングゲートウェイおよびサーバサービスの開始と、計画サーバでのプランナデータベースの開始については、「インストールガイド」を参照してください。