フィルタオプションについて

全てのフィールドを空白のままにすると、コレクションにはフィルタが適用されず、システムは現行の最大データレコード数以下の全レコードを取得します。これは通常あまり望ましくないため、フィルタをかけ、検索の出力結果を制限する複数の方法が用意されています。

  • 照会フォームの場合と同様、フィルタ条件にワイルドカードを使用することもできます。デフォルトのワイルドカードは [*] です。
  • [>](より大きい)、[<](より小さい)、および [<>](不等号)などの演算子を使用すると、フィルタ条件を高度にすることができます。
    注:  照会フォームとは異なり、フィルタでは論理演算子 AND と OR をサポートしていません。単一のフィールドに対して複数の条件を指定する必要がある場合、またはブール値検索を行う必要がある場合には、フィルタではなく、フォームに関連付けられた照会フォームの[追加条件]タブを使用します。また、バリデータはフィルタモードでは作動しません。
  • 特定のフィールドで空白のレコードを見つけるには、[Null] キーワードを使用します。
  • ドロップダウンリストフィールドのフィルタ条件値を取得するには、右クリックメニューの[検索] コマンドを使用します。
  • 検索を絞り込むには、必要なだけの数のフィールドを使用できます。

    たとえば以下のようにできます。1 つの検索で以下の全てのオプションを使用します。

    • [郵便番号] フィールドに [41*] を指定して、特定の一連の郵便番号の顧客全てを取得します。
    • [期日超過] フィールドに[<>null] を指定して、支払期日が超過している顧客の検索を制限します。
    • [期日超過金額] フィールドに [>4999] を指定して、未払金額が 5000 ドル以上の顧客の検索をさらに制限します。

    この検索を行えば、その結果として、郵便番号が数値 41 で始まり、勘定科目で 5000 ドル以上の支払期限超過を持つ全顧客のレコードが返ることになります。

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