フォームのチェックイン

フォームやグローバルオブジェクトをチェックインすると、マスタデータベースのオリジナルバージョンは、ランタイムデータベースからの編集済みバージョンで置き換えられます。この操作により、オブジェクトに加えた変更を正式な最新のバージョンにすることができます。

注:  オブジェクトのチェックインは、チェックアウトを行ったユーザのみ可能です。同様に、他の開発者は、ユーザがチェックアウトしたオブジェクトでアクションを行うことはできません。

関連テンプレートやグローバルオブジェクトの有無に関わらずフォームのチェックインを行うときは、以下のように行います。

  1. [フォーム管理] フォームを開きます。
  2. [実行]グループボックスで[チェックイン]を選択してください。
  3. [フォーム]タブを選択します。
    注:  または[マイチェックアウトオブジェクト]タブからオブジェクトのチェックインを行うこともできます。多くの場合は、これらには違いはありませんが、もし複数のフォームに操作を行う場合または他のグローバルオブジェクトにチェックアウトを行う場合は、確実に、必要なフォームと関連するグローバルオブジェクトだけチェックインが行われるよう、ここで説明する手順の通りに操作してください。
  4. [ランタイムフォーム名] フィールドから、チェックアウトするフォームを選択します。
  5. [ロック担当ユーザ]のフィールドに、ユーザのログイン ID と編集権限が表示されることを確認します。
  6. 次の表示で表示されているオプションから選択します。
    チェックイン: 設定内容:
    テンプレートや関連グローバルオブジェクトは含めずフォームのみ: 次のチェックボックスがクリアされていることを確かめてください。
    • このアクションに含めるオブジェクトを表示/選択
    • フォームテンプレートを含む
    フォームとそのテンプレート [フォームテンプレートを含む] を選択します。
    フォームとフォームに関連するグローバルオブジェクト
    1. [このアクションに含めるオブジェクトを表示/選択] を選択します。

      [グローバルオブジェクト参照元フォーム]ペインには、このフォームに関連する全てのオブジェクトが表示されます。

    2. 以下のオプションの 1 つを選択してください。
      • 関連グローバルオブジェクトを全てチェックインするには、[全て選択]をクリックします
        注:  チェックアウトしたフォームに関連するオブジェクト全てにチェックアウトを行ったわけではないときには、このオプションでは、チェックアウトを行ったオブジェクトのみが選択されます。
      • 選択したグローバルオブジェクトだけをチェックインするには、[Inc] カラムのチェックボックスからチェックインするブジェクトを選択します。
        注:  チェックアウトしていないオブジェクトを選択しようとした場合システムから警告が表示されます。これを回避するには、[全て選択]をクリックします。システムは、チェックアウトしたオブジェクトのみ選択します。次に、チェックインしないオブジェクトのチェックボックスをクリアします。
    このフォームに関連する各グローバルオブジェクトについて一つのコピーのみ [グローバル参照の重複の排除] を選択します。
    このフォームに関連するグローバルオブジェクトのコピー全て [グローバル参照の重複の排除] をクリアします。
  7. また、もし後日の開発作業のためにフォームと参照オブジェクトをチェックアウトしたままにする(ロックしておく)場合は、[フォームと参照オブジェクトをチェックアウトしたままにする]のオプションを選択します。

    フォームの「中間」バージョンをチェックインし、作業を継続したい場合はこのオプションが利用できます。

  8. [処理] オプション グループボックスで [アクションを実行] をクリックします。
  9. プロンプトが表示されたら、[OK] をクリックします。
  10. オプションで、 [ソース管理コメント] ダイアログボックスで、コメントを指定してから [コメント付記] をクリックします。

    コメントを入力したくない場合は[コメントなし]をクリックします。

注:  この操作では、フォームに該当するデバイスタイプが存在し、データベース間の同期が行われていない場合、フォーム管理に警告が表示されます。詳細については「ユーティリティタブ」を参照してください。
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