このトピックでは、システム管理者が CloudSuite Business にアプリケーション検索機能を設定する方法を説明します。
検索機能を設定する前に、以下の条件を真にする必要があります。
Microsoft Office でこの機能を使用する方法については、
『Infor CloudSuite Business 』
『 Microsoft Office Integration Guide』
を参照してください。
カタログ、インデックス、検索項目を作成するには、以下の手順に従います。
- 検索機能を使用できるようにするには、システム管理者は、カタログを作成する必要があります。
- CloudSuite Business 内で全文インデックスフォームを開きます。
全文コンポーネントが Microsoft SQL Server のこのインスタンスにインストールされていない場合は、エラーメッセージが表示され、フォームが閉じます。上記の必須事項を参照してください。
- フォームの初回使用時にカタログの作成を要求されます。
場合によっては、一定のテーブルで事前定義された全文インデックスを作成できるスクリプトが存在することがあります。そのようなスクリプトがアプリケーションに存在する場合は、スクリプトの適用チェックボックスが有効で選択されています。スクリプトは、カタログ作成時に実行されます。
- カタログの作成をクリックします。
カタログが作成され、スクリプトが適用され、全文インデックスフォームの 2 ページ目が表示されます。
注: カタログ作成後は、フォームを開いても、当初の [カタログの作成] ページは表示されなくなり、2 ページ目に直接移動するようになります。
- カタログ作成後、システム管理者は、
[全文インデックス]
フォームを使用して、必要に応じてテーブルまたはビューに追加インデックスを作成します。テーブルの一意の既存インデックス名を見るには、テーブルを選択してから、インデックス名のドロップダウンリストを検索します。全文インデックスが既にあるテーブルを選択すると、インデックス情報が下のセクションに表示され、[インデックスの削除]ボタンが有効になります。
注: マルチサイトテーブルで全文インデックスを作成する前に、テーブルに個別の単一カラムインデックスがなければなりません。テーブルがマルチサイトか特定するには、
[SQL テーブル]
フォームを使用して、テーブルに関する情報を表示します。テーブルに[マルチサイト]フィールドが選択されていれば、すでにテーブルに個別の単一カラムインデックスがあるかどうかを特定します。そうでなければ、SQL テーブルフォームを使用して、テーブルの RowPointer カラムで個別の単一カラムインデックスを作成します。
新規の全文インデックスを作成するには、以下の手順に従います。
-
[全文インデックス]
フォームの[テーブル名]フィールドでテーブルを選択します。
このテーブルには、少なくとも 1 つの一意のインデックスがなければなりません。
- テーブルのインデックスを[インデックス名]フィールドから選択します。
このリストには、テーブルの一意のインデックスが全て含まれています。
注: パフォーマンスを最高にするには、テーブルの一意のインデックスの中で最も小さいインデックスを選択することをお勧めします。
例えば vendaddr テーブルには、以下のような 2 つの一意のインデックスがあります。1 つは、購入先番号に基づいており、もう 1 つは、RowPointer に基づいています。購入先番号に基づく一意のキーは、RowPointer に基づくキーより小さい場合があります。
- 全文照会に含めたいテーブルカラムを選択します。
- [インデックスの作成]をクリックします。
インデックスを作成したいかどうか確認を求められます。
- [はい]をクリックします。
このフォームは、基本的な全文作成しか提供しません。高度な設定が必要な場合は、このアプリケーションの外部で全文インデックスを作成できます。このフォームを介して作成されたインデックスについては、変更追跡が自動的に設定されているので、基礎となるデータが変更されると、全文インデックスが自動的に更新されます。また、このフォームから作成された全文インデックスは、デフォルトで、検索カタログに添付されます。
- システム管理者は、検索インデックスに基づいて検索品目を作成します。
[検索品目]
フォームで定義された全ての「有効な」品目が検索サービスに参加します。
さらに
[検索設定一覧]
フォームで定義された検索品目は、
[検索品目]
フォームで定義された検索品目に基づいています。ただし、それらの検索設定は 「SmartLink」 にのみ使用されます。
検索品目を設定するには、以下の手順に従います。
-
[検索品目]
フォームで、検索品目の名前を指定します。
この名前は、ユーザに返される情報を完全に説明するものにしてください。最終顧客は検索品目をその名前に基づいて選択するからです。
- 検索をユーザが利用できるようにしたい場合は[有効]を指定します。
このチェックボックスをクリアし、この検索品目をオフにします。そうすることで、検索サービスから Microsoft Office アプリケーショ検索が含まれないようになります。
検索品目は、SmartLink にも含まれていません。
- 一致する品目を求めるために、検索対象とするカラムおよびテーブル名を選択します。
テーブルとカラムは、
[全文インデックス]
フォームでそれらにインデックスが定義された場合のみ一覧されます。
- [検索結果]フィールドでは、Microsoft Office アプリケーション内でユーザがあるテキストで検索を要求すると、表示される内容を指定します。
- 検索品目の定義を保存します。
例えば、Microsoft Outlook ユーザはよく CloudSuite Business 品目番号を含む E-mail を受信することがあります。このユーザは CloudSuite Business データベースに格納された品目の説明を参照する簡単な方法を必要としています。
ユーザの Microsoft Office アプリケーションから送信された品目番号と一致する番号を、品目テーブル内の品目カラム内で検索する [ItemDescription] という検索品目を作成します。Office アプリケーションにこの情報を返すように、検索品目の検索結果セクションを設定します。
- タイトルカラム名:指定の品目番号を表す、item.description テーブル/カラムからのテキスト
- 説明カラム名:指定の品目番号を表す、item.overview テーブル/カラムからのテキスト
- フォーム名:CloudSuite Business クライアントで、指定の品目番号でフィルタされた
[品目]
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