無限能力資源キャパシティについて

全資源

全ての資源グループ内の全資源は、以下の場合に全ての無限 APS および APS 計画処理中に無限キャパシティを持ちます。

• APS モード が[無限 APS] に設定されている場合。全ての資源は、勤務シフト内では無限キャパシティを持ちます。
• [APS モード] フォームで設定された [資源キャパシティ制約有効期間] フィールドが、グローバルレベルで有効になっている場合。このパラメタは、APS のみに適用します（APS モードが無限 APS の場合は常に有効です）。

資源グループ内の全ての資源

APS 計画とスケジューラの場合、特定の資源グループの全資源が無限キャパシティを持つように指定することができます。

APS について、 [資源グループ] フォームに表示される [資源キャパシティ制約有効期間] フィールドを設定します。資源グループレベルパラメタは、 [APS モード] フォームで定義された同じパラメタを上書きします。APS モードフォームのパラメタが 4 時間に設定され、資源グループフォームでは 2 時間に設定されている場合、その資源グループの全ての資源の資源キャパシティ制約有効期間は 2 時間になります。

無限 APS モードでは、このフィールドは無効で、0 時間に設定されます（すなわち、資源は常に無限です）。APS モードでは、このフィールドのデフォルトは 999999 時間ですが、希望に応じて別の値に変更できます。

スケジューラについて、 [資源グループフォーム] で [無限] フィールドを選択して、勤務シフトの間は資源グループに無限キャパシティがあることを指定します。作業に無限と定義された資源グループが必要な場合、その作業のスケジューリングは、作業の移動時間、終了時間、作業時間（または固定スケジュール時間）など、資源の有効性に関連しない時間によってのみ制約されます。スケジューラは資源を選択して作業を実行し、適切な負荷レコードを作成します。スケジューリング ルールも適用されますが、スケジューラは資源にあるその他の作業に基づいて作業を制約することはありません。

単一の資源

APS 計画の場合、 [資源] フォームの [無限計画] フィールドを選択することで、単一の資源に無限キャパシティがあることを指定できます。この値は、[資源キャパシティ制約有効期間] の設定を上書きします。たとえば、資源が無限計画資源であり、[資源キャパシティ制約有効期間] が 999 時間の資源グループのメンバである場合、999 時間が経過していなくても、この資源は無限であると見なされます。

スケジューラについて、 [資源] フォームで [無限スケジューリング] フィールドを選択して、勤務シフトの間は資源に無限キャパシティがあることを指定します。作業に無限スケジューリング資源が必要な場合、その作業のスケジューリングは、作業の移動時間、終了時間、作業時間（または固定スケジュール時間）など、資源の有効性に関連しない時間によってのみ制約されます。スケジューラは資源を選択して作業を実行し、適切な負荷レコードを作成します。スケジューリング ルールも適用されますが、スケジューラは資源にあるその他の作業に基づいて作業を制約することはありません。

特定の品目で作業する際の任意の資源

APS 計画では、特定の品目が、その構築のために割り当てられる資源に常に無限キャパシティがあるかのように、計画されるよう指定できます。 [品目] フォームの [計画] タブで [無限 APS 品目] フィールドを選択します。APS は、標準リードタイムを使用して品目を計画し、資源は消費もされず、割当もされません。また、構成品目は全て、このリードタイムの開始時に必要です。

無限能力資源によるシフトの使用方法

資源にはシフトの稼働時間中無限キャパシティがあります。資源が無限資源グループのメンバであるか、無限スケジューリング資源である場合、スケジューラは資源を無限であると見なします。