APS モードを MRP モードに変更

このトピックでは、APS 計画を実行している状態から MRP 計画に変更する手順を説明します。APS 計画機能は、Windows のサービス(Planning and Scheduling Gateway Service)および特殊なメモリ常駐データベース(「プランナデータベース」)を使用しており、MRP 計画を実行する前に、これらを終了する必要があります。

注: 
  • ここで説明する手順は、長期間にわたって MRP 計画に変更する場合にお勧めします。2 つのモードの間を頻繁に切り替える場合には、これらの手順は実行しないでください。
  • このトピックの手順を実行した後、APS 計画に戻す場合、インストールガイド で説明されているように、プランナデータベースおよび Gateway サービスを再起動する必要があります。
  1. [Planning and Scheduling Gateway Service] を削除します。

    Planning and Scheduling Gateway Service では、定期的にゲートウェイプロセッサを実行することにより、ERDBGW テーブルを SQL データベースに読み込み、そのデータを対応するプランナデータベースにコピーして、これら 2 つのデータベースの同期を保ちます。APS 計画機能は、プランナデータベースのデータを使用します。MRP では、このサービスを使用しないため、このサービスを停止すると、不要な処理を避けることができます。

    CloudSuite Business ユーティリティサーバで、以下の手順に従います。

    1. [Gateway Service Configuration] ユーティリティを開きます([スタート] > [プログラム] > [Infor] > [設定] > [Gateway Service Configuration])。
    2. [サービスの削除] ボタンをクリックします。
    3. サービスを削除するかどうかを尋ねる確認を求められたら、[はい] をクリックします。
  2. プランナデータベースを停止します。

    プランナデータベースは、サーバのメモリに常駐しています。APS の計算は、このデータベースに対して実行されますが、MRP では、このデータベースを使用しません。

    以下の手順を CloudSuite Business 計画サーバで実施してください。

    1. [プランナマネージャ] フォームを開きます([スタート] > [プログラム] > [Infor] > [ツール] > [プランナマネージャ])。
    2. [Databases] リストで、プランナデータベースを選択して停止します(複数のプランナデータベースが存在する場合には、これらの手順を各データベースに対して実施します)。
    3. [停止] ボタンをクリックします。 [停止パラメタの指定] ダイアログが表示されます。
    4. [停止] をクリックします。
  3. [MRP モード] フォームの [MRP 計画を使用] フィールドを選択すると、MRP 計画モードに変更できます。
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