稼得リベートの保守

[価格販売促進とリベート] フォームを使用してリベートプログラムを定義した後、顧客の該当するオーダが請求されると、繰延売上リベートクレジットが自動的に作成されます。これのオーダが請求されると、オープンの返品伝票の配賦に利用可能な貸方の金額を記録するために、稼得リベートエントリーが [稼得リベート] フォームに追加されます。

[稼得リベート] フォームを使用して以下の作業が行えます。

  • 顧客の照会に対する稼得リベートを検索します。指定した稼得リベートを発見するために、フォームの任意のフィールドで単にフィルタ処理します。
  • 稼得リベートを保留にして、それらが [稼得リベートクレジットワークベンチ] で処理されないようにするか、 あるいは、処理できるように保留中の稼得リベートをクリアします。「保留」の状況を有する稼得リベートは保留にできます。 
  • 未使用の稼得リベートを期限切れにします。

無効日が過ぎた後も未使用のままになっている稼得リベートは手動で期限切れにする必要があります。これによりリベート額を繰延売上から最新売上に戻すことができます。期限切れになった稼得リベートに対しては、以下の手順に従います。

  1. [稼得リベート] フォームから、[状況]および[無効日]フィールドでフィルタし、状況が「保留」であり無効日を過ぎている未使用の稼得リベートを全て検索します。  
  2. 期限切れにする稼得リベートレコードを選択します。
  3. 必要に応じて[繰延売上勘定]を変更します。
  4. [処理]をクリックします。

[売掛パラメタ] フォームから、借方を繰越売上に記録し、貸方を売上勘定に記録するため、新しい売掛配賦仕訳記帳が作成されます。稼得リベートの状況は、失効に変更されます。

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