外部財務アプリケーションのデータによるデータの更新

注:

このユーティリティは、 CloudSuite Business と機能する Infor SunSystems のエンタープライズ財務パッケージを実行する際には使用されません。
Infor Global Financials (IGF) 統合では、[勘定科目一覧]、[通貨コード]、そして [通貨レート] のみを [テーブル] タブで選択できます。全てのフィールドは、[顧客転記済残高] タブで使用できます。IGF 統合は、このユーティリティに直接のデータアクセスを使用して、 CloudSuite Business のデータを取得します。

[外部財務インターフェースデータ要求ユーティリティ] では、外部財務アプリケーションから特定の CloudSuite Business データベーステーブルに更新を要求するように設定できます。このユーティリティは次のように機能します。

このユーティリティの [処理] ボタンをクリックすると、システムがバックグラウンドタスクを TaskMan に送信します。送信されるタスクの数は、オンにするチェックボックスの数に応じて異なります。
タスクの処理時に、XML LoadCollection 要求（または [顧客転記済残高] チェックボックスの場合は XML Invoke メソッド要求）が構築されます。
XML 要求は、レプリケーションテーブルに送信された後、Infor Framework レブリケータサービスによってピックされ、レプリケーションルールに従って適切なキュー（この場合はアウトバウンドキュー）に挿入されます。
その後、レプリケーションリスナは外部財務アプリケーションの指定 URL に XML 要求を送ります。
外部財務システムは、財務アプリケーションが理解できる要求に XML を変換します。外部アプリケーションは、1 組の更新済みデータを返すことにより要求に応答します。

注: このステップおよび次のステップは、 CloudSuite Business のシステムを対象とするものではなく、外部財務システムの要件に応じて設定する必要があります。
外部財務システムは、この 1 組のデータを XML 「ロードコレクション」要求に変換し、要求をシステムのメールボックスに挿入します。
CloudSuite Business は XML 要求をピックして処理し、要求を確認したうえで適切なテーブルを更新します。

詳細は｢例: 外部財務アプリケーションのデータの要求｣を参照してください。