SEPA EFT 出力書式
SEPA により、市民や企業は全ての EU 加盟国内で、ユーロでの支払授受を行うことができます。
SEPA 出力ファイルは、次の構造を持つ XML ファイルに書式設定されます。ここには、 CloudSuite Business で設定される要素のみを表示します。
グループヘッダ
| メッセージ品目 | XML タグ | マッピング | 注記 |
|---|---|---|---|
| メッセージ IＤ | <MsgId> | appmt_mst.vend_num + "/" + appmt_mst.check_num |
メッセージを明示的に識別するために、チェーン内で指示当事者によって割り当てられ、次の当事者に送信されるポイントツーポイント参照。指示当事者は、このポイントツーポイント参照が合意期間に被指示当事者ごとに一意であることを確認する必要があります。 |
| 作成日時 | <CreDtTm> | appmt_mst.CreateDateTime |
支払トランザクションが作成された日付/時間です。 |
| トランザクション数 | <NbOfTxs> | 1 | |
| 開始当事者 | <InitgPty> | 支払を開始する当事者。債務者、または債務者の代わりに支払を開始する当事者のいずれかです。 | |
| 名前 | <Nm> | parms_mst.company |
名称は 70 文字までに制限されています。 |
| ID | <Id> | ||
| 組織 ID | <OrgId> | ||
| BIC | <BICorBIE> | bank_hdr_mst.BIC |
SWIFT により割り当てられ、財務トランザクションで金融機関の識別に使用される 8 文字または 11 文字の ISO コード。 |
支払情報
[グループヘッダ] セクションに続いて、複数の [支払情報] セクションを設定できます。
| メッセージ品目 | XML タグ | 支払情報 ID | 支払方法 |
|---|---|---|---|
| 支払情報 ID | <PmtInfId> | バッチ | 開始当事者によって割り当てられます。支払情報コンポーネントの内容全体を明示的に参照します。ID は、この開始当事者と受取当事者の間で一意の関係です。銀行と顧客間の勘定レポートメッセージ（開始当事者の代理によって開始当事者に送り戻される）の支払状況レポートなど、関連メッセージに組み込むことができます。 |
| 支払方法 | <PmtMtd> | TRF | TRF のみが許可されます。 |
| バッチ契約 | <BtchBookg> | TRUE | トランザクション毎の複数エントリが可能であると指定します。 |
| 支払区分 ID | <PmtTpInf> | 支払情報レベルで専用です。貸方移動トランザクション情報レベルでは使用しません。指示優先度を使用するときは、支払情報レベルに支払区分情報がなければなりません。 | |
| サービスレベル | <SvcLvl> | 使用を推奨。 | |
| コード | <Cd> | SEPA | SEPA のみが許可されます。 |
| 実行要求日 | <ReqdExctnDt> | appmt_mst.check_date (iso)
|
YYYY-MM-DD |
| 債務者 | <Dbtr>: | ||
| 名前 | <Nm> | parms_mst.company |
必須（設計者の AT-02 名）。70 文字までに制限されています。 |
| 債務者勘定科目 | <DbtrAcct> | トランザクションの結果として作成される借方エントリの対象である債務者の勘定科目。SEPA 貸方移動では、IBAN のみを使用してください。 | |
| ID | <Id> | ||
| IBAN | <IBAN> | bank_hdr_mst.IBAN |
貸方移動指示で借方になる設計者の勘定番号（IBAN のみ）。IBAN は、基本銀行口座番号（BBAN）の拡張版である国際銀行口座です。金融機関で顧客の勘定科目を一意に識別するために国際間で使用されます。 |
| 債務者代理 | <DbtrAgt> | 債務者の代わりに勘定科目を処理する金融機関。ID には BIC のみが認められます。 | |
| 金融機関 ID | <FinInstnId> | ||
| BIC | <BIC> | bank_hdr_mst.BIC |
|
| 貸方移動トランザクション情報 | <CdtTrfTxInf> | ここには複数のセクションを設定できます（以下を参照）。 |
貸方移動トランザクション情報
[支払情報] セクション内に、複数のトランザクションセクションを設定できます。
| メッセージ品目 | XML タグ | マッピング | 注記 |
|---|---|---|---|
| 支払 ID | <PmtId> | ||
| エンドツーエンド ID | <EndToEndId> | appmt_mst.vendor+"/" + appmt_mst.check_num + "/" + appmt_mst.check_date |
（貸方移動への AT-41 設計者の参照）。処理、銀行間決済チェーンの全行程でのエンドツーエンド ID になります。開始当事者によって割り当てられ、メッセージからメッセージへと貸方に至るまで銀行間支払チェーンの全行程で渡されます。支払トランザクションの調査を望む貸方にとっての基盤となリます。開始当事者の代理によって開始当事者に送り戻される関連メッセージに組み込むことができます。
例:1235678/3245623/12-30-2015 |
| 金額 | <Amt> | ||
| 指示された金額 | <InstdAmt> | appmt_mst.for_check_amt |
（ユーロ建ての貸方移動の AT-04 金額）。通貨は「EUR」でなければなりません。金額は 0.01 以上、999999999.99 未満です。小数点は 2 桁までです。
例: <InstdAmt Ccy="EUR">535.25</InstdAmt></td> |
| 貸方エージェント | <CdtrAgt> | ||
| 金融機関 ID | <FinInstnId> | ||
| 購入先 BIC | <BIC> | ||
| 貸方 | <Cdtr> | ||
| 名前 | <Nm> | Name OR VadRName = vendaddr.name | 必須（受取人の AT-21 名）。70 文字までに制限されています。 |
| 郵便の宛先 | <PstlAdr> | （受取人の AT-22 住所） | |
| 住所区分 | <AdrTp> | ||
| 住所明細 | <AdrLine> | VadRAddr_1 or VadAddr_1 (vendaddr_mst.addr##1) | |
| 住所明細 | <AdrLine> | VadRAddr_2 or VadAddr_2 （vendaddr_mst.addr##2）
|
|
| 郵便番号 | <PstCd> | VadRZip または VadZip （vendaddr_mst.zip）
|
|
| 市区町村名（市） | <TwnNm> | VadRCity または VadCity （vendaddr_mst.city）
|
|
| 国の下位区分 | <CtrySubDvsn> | VadRState または VadState （vendaddr_mst.state）
|
州/郡/地域またはその他の下位区分 |
| 国 | <Ctry> | VadRCountry または VadCountry （vendaddr_mst.country）
|
ISO 国コード（2 桁） |
| 住所明細 | <AdrLine> | VadRAddr_1 または VadAddr_1 （vendaddr.addr##1）
|
|
| 住所明細 | <AdrLine> | VadRAddr_2 または VadAddr_2 （vendaddr.addr##2）
|
|
| 貸方勘定科目 | <CdtrAcct> | トランザクションの結果として作成される貸方エントリの対象である貸方の勘定科目。SEPA 貸方移動では、IBAN のみを使用してください。 | |
| ID | <Id> | ||
| IBAN | <IBAN> | vendor_mst.IBAN |
|
| <RmtInf> | |||
| <Usrtrd> | appmtd.inv_num |
支払に関連する 3 つの請求書番号にリストアップします。 |
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