外部転送プロファイルの作成
外部転送プロファイルを使用すると、外部アプリケーションで生成したデータファイルから SunSystems への処理を 1 つの書式で行い、処理されたデータを別の書式で新規ファイルに保存することができます。マッピング、検索、割り当て、関数など、転送デスクのすべての機能を使用して、このデータを処理できます。書式デザイナで元のデータファイルまたは対象データファイルの書式を定義し、変換デザイナで対象データファイルの構成を設定します。たとえば、別のシステムで生成したフラットファイルのデータを、XML やカンマ区切り書式に変換できます。
外部転送プロファイルデザイナを使用して、新しい外部転送プロファイルを作成するには:
- [転送プロファイル (TRP)] を開きます。
-
[プロファイルの新規作成] をクリックします。
[転送プロファイルデザイナ] が開きます。
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次の情報を指定します。
- プロファイルタイプ
- [外部転送] を選択して [外部転送プロファイルデザイナ] ダイアログを開きます。
- プロファイル名
- 一意のプロファイル名を入力します。この名前でプロファイルが識別されます。
- 説明
- プロファイルの説明を入力します。
- 元のデータ書式
- 元のデータ書式を選択します。通常、対象コンポーネントと同じものです。
- ファイルベース
- [ファイルベース] ドロップダウンリストをクリックして、ファイルベースがクライアントかサーバーかを指定します。
このオプションは実行時に上書き変更できます。
- ファイル名
- 値フィールドで [参照] ボタンをクリックして目的のファイルを指定します。
このオプションは実行時に上書き変更できます。
- ファイルアクション
- ソース [ファイルアクション] ランタイムオプションは、インポートプロファイルを指定する場合にのみ表示されます。[ファイルアクション] をクリックします。
[ソースファイルアクション]
ダイアログが表示されます。[アクション] リストで、処理の完了時に実行するアクションを選択します。
- [なし (デフォルト設定)]
- [処理後に削除]
- [処理後に名前を変更]
- [処理後に移動]
名前の変更を選択した場合、新しい名前を下のフィールドに入力します。
ソースファイルを移動するように選択した場合は、その下にフィールドに移動先の場所を入力するか、[参照] ボタンをクリックして [サーバーフォルダ] ダイアログを表示し、場所を選択する必要があります。
このオプションは実行時に上書き変更できます。
- 対象データ書式
- 対象のデータ書式を選択します。通常、元コンポーネントと同じものです。
- 変換
- 変換を選択します。
元データと対象データが SunSystems の同じデータ書式であれば、デフォルトのシステム変換が表示されます。元データと対象データのフォーマットに互換性がない場合は、変換定義を作成する必要があります。
- ファイルベース
- [ファイルベース] ドロップダウンリストをクリックして、ファイルベースがクライアントかサーバーかを指定します。
このオプションは実行時に上書き変更できます。
- ファイル名
- 値フィールドで [参照] ボタンをクリックして目的のファイルを指定します。
このオプションは実行時に上書き変更できます。
- ファイルエンコード
- エクスポートファイルで使用する文字エンコードを選択します。通常のタイプは UTF-8 と ASCII です。どのタイプを使用すればいいのかわからない場合は、システム管理者に問い合わせてください。
このオプションは実行時に上書き変更できます。
- 一意のファイル名を生成
- エクスポートプロファイルと外部転送プロファイルでのみ使用できます。上記で入力したファイル名を使用する場合は [いいえ] を選択し、実行時に一意の接尾辞をファイル名に追加する場合は [はい] を選択します。
このオプションは実行時に上書き変更できます。
- 同じ名前のファイルを上書き
- エクスポートと外部転送のプロファイルで [一意のファイル名を生成] が [いいえ] に設定されている場合にのみ使用できます。既存のファイルを上書きできるようにするには、[はい] を選択します。上記のファイル名で指定されているのと同じ名前の場合に、ファイルを上書きできないようにするには、[いいえ] を選択します。
このオプションは実行時に上書き変更できます。
- 同じ名前のファイルに追加
- エクスポートと外部転送のプロファイルで [一意のファイル名を生成] が [いいえ] に設定されている場合にのみ使用できます。ファイル名で指定されているファイルに出力データを追加する場合は、[はい] を選択します。ファイル名で指定されているのと同じ名前の場合に、ファイルに追加しないようにするには、[いいえ] を選択します。
このオプションは実行時に上書き変更できます。
- 電子メール通知
- [電子メール通知] リストで [有効] を選択して処理完了時にユーザーに電子メールで通知するか、通知しない場合は [無効] を選択します。
このオプションは実行時に上書き変更できます。
- 電子メールアドレス
- 処理完了時に通知を送信する、完全な電子メールアドレスを入力します。たとえば、[name@emailserver.address] と入力します。複数のメールアドレスに送信する場合は、メールアドレスをセミコロン ; で区切って、すべてのアドレスをこのフィールドに入力します。
注: 電子メールアドレスは妥当性検査されないため、入力したメールアドレスが正しいかどうか確認してください。
このオプションは実行時に上書き変更できます。
- 電子メール内容
- 電子メール通知には、処理の成功、失敗を通知するテキストが自動的に含まれます。この通知にテキストを追加したい場合は、ここにテキストを入力します。追加しない場合は空欄にします。
このオプションは実行時に上書き変更できます。
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[プロファイルの保存] をクリックします。
注: 変換元および対象のファイル名前には、ワイルドカードとしての * (アスタリスク) と、? 記号を使用できます。
プロファイルを保存しない場合は [変更の破棄] をクリックします。
- [はい] をクリックして [転送プロファイル] に戻るか、[いいえ] をクリックして [転送プロファイルデザイナ] に留まります。