各種権限 - 上書き
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次の情報を指定します。
- 有効在庫数量上書き
- ユーザーグループのメンバーが、 [在庫業務設定 (IBS)] で定義された在庫内の有効数量に関する警告メッセージを上書き変更できるようにする場合は、このオプションを選択します。
- 実数量上書き
- ユーザーグループのメンバーが、在庫内の商品の実数量に関する警告メッセージを上書き変更できるようにする場合は、このオプションを選択します。
- 受注全体処理上書き
- ユーザーグループのメンバーが、受注オーダー、販売キット、売上行の全体処理を上書き変更できるようにする場合は、このオプションを選択します。詳細については、『管理者ガイド』の「全体処理」のトピックを参照してください。
- 在庫移動全体処理上書き
- ユーザーグループのメンバーが、在庫移動オーダーの全体処理を上書き変更できるようにする場合は、このオプションを選択します。詳細については、『管理者ガイド』の「全体処理」のトピックを参照してください。
- 確定超過上書き
- 財務モジュールを使用している場合、発注オーダーの入力時に超過支払チェックを実行できます。超過支払チェックを使用する場合のオーダー行金額は、既存の支払予約を考慮に入れた勘定科目の残りの予算内か、または超過支払の許容率または許容額の範囲内でなければなりません。ユーザーグループのメンバーが、
[仕入業務設定 (PBS)]
で設定されている超過支払チェックを上書き変更できるようにする場合は、このチェックボックスをオンにします。
超過支払チェックの上書きを選択した場合は、次のフィールドを入力して、適用される許容範囲を指定する必要があります。
- 確定超過許容値
- システムによって超過確定チェックを実行する際に適用される許容額。オーダー行金額は、この金額分だけ予算を超過することができ、その場合でも許可されます。
- 確定超過許容率
- システムによって超過確定チェックを実行する際に適用される許容率。オーダー行金額は、この率だけ予算を超過することができ、その場合でも許可されます。
注: 金額と率の両方の許容差が設定されている場合は、低い方の値が使用されます。- 仮確定超過の上書き
- 仮確定超過の上書きを使用する場合、購買依頼行の金額は勘定科目の残りの予算金額内とするか、超過経費の許容率または許容額の範囲内とする必要があります。オペレータグループのメンバーが、
[購買依頼タイプ設定 (RTS)]
で設定されている仮確定超過チェックの許容率または許容額を上書き変更できるようにする場合は、このチェックボックスをオンにします。
仮確定超過の上書きを選択した場合は、次のフィールドを入力して、適用される許容範囲を指定します。
- 仮確定依頼超過しきい値
- 仮確定超過チェックを実行する際にシステムによって適用される許容差の値。購買依頼行金額は、この金額分だけ予算を超過することができ、その場合でも許可されます。
- 仮確定依頼超過しきい値 %
- 仮確定超過チェックを実行する際にシステムによって適用される許容差のパーセント。購買依頼行金額は、このパーセンテージ分だけ予算を超過することができ、その場合でも許可されます。
- 超過経費上書き
- 超過経費チェックを使用する場合、発注オーダー入力の請求書行または元帳入力の仕訳行が、この勘定科目の残存予算内でなければなりません。超過経費チェックは、受発注処理モジュールの
[仕入業務設定 (PBS)]
と財務モジュールの
[元帳設定]
の両方またはいずれかで設定します。
[経費超過上書き] チェックボックスをオンにすることにより、ユーザーグループのこれらの制限を上書き変更できます。上書きを選択した場合は、次のフィールドを入力して、適用される許容範囲を指定する必要があります。
- [超過経費許容値] システムによって超過経費チェックを実行する際に適用する許容額。請求書行金額は、この金額分だけ予算を超過することができ、その場合でも許可されます。これは選択されたユーザーグループに対してのみ適用されます。
- [超過経費許容率] システムによって超過経費チェックを実行する際に適用される許容率。請求書行金額は、このパーセンテージ分だけ予算を超過することができ、その場合でも許可されます。これは選択されたユーザーグループに対してのみ適用されます。
注: 金額と率の両方の許容差が設定されている場合は、低い方の値が使用されます。- 与信限度上書き
- 与信限度チェックを実行する場合に、このユーザーグループのオペレータが上書きを適用できるかどうかを指定します。与信チェックの詳細については、『SunSystems 管理者ガイド』の「顧客の与信限度をチェックする」を参照してください。
与信限度の上書きを選択した場合は、次のフィールドを入力して、適用される許容範囲を指定する必要があります。
- [与信限度上書き値] システムによって与信限度をチェックする際に適用される許容額。この金額は、受注オーダー処理で与信チェックが実行されるときに顧客の与信限度に追加されます。これは選択されたユーザーグループに対してのみ適用されます。
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[与信限度上書き率] システムによって与信限度をチェックする際に適用される許容率。この率は、受注オーダー処理で与信チェックが実行されるときに顧客の与信限度に適用され、限度に追加されます。これは選択されたユーザーグループに対してのみ適用されます。
注: [与信限度上書き値] と [与信限度上書き率] の両方を設定する場合は、低い方の金額が処理に使用されます。
- 期限超過請求書限度上書き
- 請求書超過チェックを実行する場合に、このユーザーグループのオペレータが上書きを適用できるかどうかを指定します。与信チェックの詳細については、「顧客の与信限度をチェックする」を参照してください。
請求書超過限度の上書きを選択する場合は、[期限超過請求書限度上書き値] フィールドを入力して、適用する許容範囲を指定します。システムによって請求書超過チェックを行う際に適用する許容額。この金額は、受注オーダー処理で請求書超過チェックが実行される場合に、顧客の請求書超過限度に追加されます。これは選択されたユーザーグループに対してのみ適用されます。
- 個別消込み実績
- このユーザーグループが実績出庫 (既に出庫済みとしてマークされている商品) に対して個別消込みを使用できるようにする場合は、このチェックボックスをオンにします。たとえば、間違った商品がピッキングされた場合や積載時に商品が破損した場合に使用します。
- 変更内容を保存します。
親トピック: 各種権限の設定