レポートの変換

[レポート変換ウィザード] を使用してレポートを変換すると、別のデータソースやビジネスオブジェクトを使ってレポートをデザインし、レポートのフィールドを適宜マッピングし直すことができます。

[レポート変換ウィザード] を使用する前に、変換するレポートのバックアップコピーを作成して安全な場所に保存しておくことをお勧めします。

  1. [レポートデザイナ] の [ツール] メニューから [レポート変換] を選択します。[レポート変換ウィザード] が開きます。変換対象となるレポートのデータソースが [現在のトップレベルフィルタ] フィールドに表示されます。
  2. [新しいトップレベルフィルタ] フィールドのドロップダウンリストから、変換先データソースを選択し、[次へ] をクリックします。[ビジネスオブジェクトの選択] ページが表示されます。変換するレポートで使用されているビジネスオブジェクト名が [現在のビジネスオブジェクト] フィールドに表示されます。
  3. レポートデータの使用するビジネスオブジェクトを変更しない場合は、そのままにして [次へ] をクリックします。

    変更する場合は、[新しいビジネスオブジェクト] フィールドのドロップダウンリストから他のビジネスオブジェクトを選択し、[次へ] をクリックします。[マッピングフィールド] ページが表示され、現在のレポートの未解決のレポートアイテムが一覧表示されます。

  4. このページのチェックボックスを使用して、現在のレポートにある未解決のアイテムを、選択したビジネスオブジェクトのフィールドにマッピングし、テキストに変換するか、または削除するかを設定します。
    注: 未解決のアイテムをテキストに変換したり、削除したりすることはできません。未解決のアイテムの隣にあるチェックボックスは無効にされます。
    • 未解決のアイテムを、選択したビジネスオブジェクトのフィールドにマッピングするには、[マッピングフィールド] 欄にあるそのフィールドの [照会] ボタンをクリックします。これにより、 [フィールド/式の入力] ダイアログが開き、共有ラベルやデータフィールドなど、変換するフィールドと同じデータタイプをリストアップしたタブが表示されます。リストからアイテムを選択して [OK] をクリックすると、このダイアログが閉じ、[マッピングフィールド] ページに戻ります。
    • アイテムをテキストに変換するには、変換するレポートアイテムの隣にある [対象テキスト] チェックボックスをオンにします。
    • アイテムを削除するには、削除するアイテムの横にある [削除] チェックボックスをオンにします。
  5. 未解決のアイテムをすべてマッピングするか、一部のアイテムをテキストに変換するか削除する設定をして、[次へ] をクリックします。[変換の確認] ページが表示され､変換内容が一覧表示されます。
  6. 変換内容の一覧を確認し、必要に応じて [戻る] ボタンで [マッピングフィールド] ページに戻り、選択内容を変更します。その後、[次へ] を再びクリックして、新しい変更内容の一覧を確認します。
    注: レポートのバックアップコピーをまだ作成していない場合は、この時点で作成することをお勧めします。