元帳クリアダウンの前提条件

元帳クリアダウン (LCL) は過去の取引または不要になった取引をビジネスユニットの元帳から削除し、集計した残高取引で置き換える処理です。元帳クリアダウンは必ず実行する必要はありません。ただし、元帳をクリアダウンすることによって、システムがより簡潔になり、管理しやすくなります。次の 2 つの実行オプションがあります。

• 取引を会計期ごとに集計する会計期クリアダウン
• 取引を年度ごとに集計する年度クリアダウン

集計されるのは、クリアダウンの対象として選択した会計期/年度以前に転記会計期に転記されている取引だけです。

元帳クリアダウンを実行する前に、次のことを確認してください。

• すべての監査軌跡レポートが生成済みであること。これには、たとえば仕訳一覧や総勘定元帳などが含まれます。
• すべてのオペレータがログアウト済みであること
• 事前の安全対策として、ビジネスユニットがバックアップ済みであること