統計を使用した総利益レポートのサンプル

注: この例では、SunSystems 財務モジュールで提供される PK1 ビジネスユニットのレポートについて説明します。

PK1 デモビジネスユニットのサンプルレポート PROFG (製品グループ別総利益分析) は、財務テーブルレポートで統計機能を使用する方法を示しています。

正味売上や売上原価を示す列と同様に、このレポートには、各製品グループの売上パーセンテージを示す列があります。売上パーセンテージを計算するために、すべての製品グループの総利益を計算する行が定義されています。この行はレポートに印刷されませんが、後に財務テーブル列 (FTC) で各製品グループの売上を全体のパーセンテージで計算する際に使用されます。

財務テーブル行 (FTC) で行内容コード PROFG を選択して、行番号 100 を表示します。

これが統計の行タイプであることが確認できます。この行では、製品グループの情報を抽出します。[印刷しない] オプションが設定されているため、この行は印刷されません。

財務テーブル列で統計行を使用する

[財務テーブル列 (FTC)] で [列内容コード] を [PROFG] に定義します。[OK] > [財務テーブル列] をクリックして [列番号] に[15] を表示します。

この列タイプは演算設定です。

計算は [演算] タブで定義します。第 2 列 - [列番号] 1 の [値基準] が [統計] に設定されていることを確認します。これは、計算に使用する値が現在の行から取得したものではなく、定義されている最後の統計行から取得したものだということです。したがって、列 11 の内容は列 1 の合計で除算されます。

列 1 の内容は、すべての製品グループの合計を表します。これは統計行によって選択されたものだからです。