財務テーブルで四半期をレポート

四半期用の列データコードはありませんが、推移列データコードを使用することにより、財務テーブルを使って四半期ごとの数値を生成できます。

四半期に含める 3 会計期を表す 3 つのテーブル列エントリを設定できます。それぞれの列データコードは、[会計期推移] にする必要があります。

財務テーブル (FTB) でレポートを作成するときに、レポートする転記会計期の範囲を指定するように求められます。 [財務テーブル (FTB)] では、推移に含める範囲の最初の会計期、つまり [分割開始会計期] も入力する必要があります。推移列データコードを含む最初の列では、[分割開始会計期] フィールドで指定した会計期の数値が抽出され、次の推移列では次の会計期のデータが抽出され、以後同様に抽出が行われます。 [財務テーブル列 (FTC)] では、3 つの各列を印刷して四半期の数値を算出するか、印刷せずに 3 つの列の数値を合計して四半期の数値を印刷するのかを選択できます。

[推移リセット] の列を定義すると、四半期の最初から数値を累計し始めることができます。ただし、この列は印刷する必要はありません。たとえば、四半期実績の列に続けて、四半期予算の列を表示するとします。最初の予算列の列データコードを [会計期推移] に設定し、[推移リセット] の後に定義します。この組み合わせによって、[分割開始会計期] で推移がリセットされます。