入金実行で割引を許可する
取引によっては、支払回収時に割引を適用できます。顧客の割引条件は、顧客の決済条件で指定します。決済条件は 決済条件 (PYT) で定義し、顧客 (CUS) を使って顧客に割り当てます。
決済条件によって割引期日が計算され、顧客に適用される割引率が決められます。割引金額は、勘定科目の最初の割引率を取引金額に乗算して計算されます。
注: 決済条件を使用して割引を適用する場合、割引日や支払期日に関係なく、入金実行によって支払対象の取引が選択され、割引が許可されます。
銀行口座振替で支払を回収する場合、割引適用に間に合うように回収する責任は、支払を回収する側の組織にあります。したがって、割引資格のある取引の支払回収はただちに行う必要があります。
割引を許可しない場合は、個別消込み (ACA) を使って取引の詳細を調整します。顧客の決済条件を変更することもできます。
注:
[顧客 (CUS)]
で [即時決済] オプションを選択している場合は、期日に関係なく取引が次の入金調整の対象として選択され、すべての割引が許可されます。