取引通貨プリセット詳細

  1. 次の情報を指定します。
    通貨コード

    [通貨コード (CNC)] で定義されている、行で使用する標準通貨コード。標準取引通貨 (値 2) として使用します。

    行に基本金額だけを入力できるようにするには、空欄の通貨コードをプリセットするハイフン「-」を入力します。値の転記ルールが [入力する場合のみ存在] に設定されている場合にのみ使用できます。

    ピボット通貨からの換算レート

    行で使用する変換レート。ピボット通貨を取引通貨に換算するためのレートです。取引通貨がピボットの場合は必要ありません。入力中に [通貨] フィールドに入力した通貨コードの適切なレートを調べたい場合は、空欄にします。

    取引金額

    上で指定した [通貨コード] で表す、行のプリセット取引金額。通貨定義に応じて、小数点以下の桁数は 0、1、2、または 3 桁で入力できます。

    [借方]/[貸方] マーカーには、現在の仕訳、取引、または会計期の残高調整に必要な金額にプリセットするオプションがあります。

    次も入力することができます。

    • パーセンテージたとえば 5 % です。金額は、「参照される基本行の入力金額 x このパーセンテージ」で計算されます。
    • 比率たとえば 5R または 6.3R です。これはパーセンテージ金額と同じように機能しますが、各仕訳タイプで参照できる基本行は 1 行だけです。

    パーセンテージと比率オプション使用の詳細については、「金額のプリセット」を参照してください。

    注: パーセンテージまたは比率のオプションを使用して、予算の転記を自動的に行うことができます。
    借方/貸方

    仕訳行の貸借マーカーをプリセットします。これは、すべての通貨値に適用されます。

    貸借マーカーのプリセットには、次の特殊なオプションも使用できます。

    • 基本行逆転 - 指定されている基本行のマーカーを逆にします。
    • 基本行と同じ - 基本行からマーカーをコピーします。

    次の差額オプションでは、適切な差額金額を自動的に計算され、金額フィールドに挿入されます。

    • 仕訳残高 - 仕訳の差額金額を計算します。
    • 取引残高 - 取引の差額を計算します。現在の行と同じ取引参照番号を含む複数の仕訳行が対象になります。
    • 会計期残高 - 会計期の差額を計算します。現在の行と同じ会計期を含む複数の仕訳行が対象になります。
    • 取引残高と未転記 -取引差額金額と、すべての計算行の正味差額を計算します。
  2. 変更内容を保存します。