消込みコード
消込みコードを使用して、取引の状況を表示します。消込みコードは消込みマーカーと似ていますが、消込みコードは自由に定義できるのに対し、消込みマーカーは固定された 1 つの文字コードである点で異なります。
消込みマーカーと消込みコードの両方を取引に含めて、取引の状況を識別することができます。さらに、5 文字の消込みコードに異なる文字を使用することにより、さまざまな状況を表すことができます。
関連付けられている消込みアクションをトリガとして使用することにより、取引ごとに消込みコードを自動的に設定または更新できます。消込みアクションは、選択する財務機能で事前に定義します。たとえば、書類書式 (DFS) で消込みアクションコードを定義して、レポートに含まれる取引の一部または全体で新しい消込みコードを設定するか、既存の消込みコードを更新します。
消込みアクション
次の消込みアクションコードを定義し、該当する財務モジュールの機能が実行されるときにアクションコードを呼び出します。
消込みアクション | 財務機能 |
インポート | 元帳インポート (LIM)、元帳入力 (LEN) |
回収可能項目リリース | 元帳インポート (LIM)、元帳入力 (LEN) |
支払可能項目リリース | 個別消込み (ACA)、オンライン消込み、取引参照 (TRM) |
消込み | 個別消込み (ACA)、オンライン消込み、取引参照 (TRM) |
決済 | 支払実行 (PYR) |
資金処理 | 支払実行 (PYR) |
停止 | |
支払無効処理 | 支払無効処理 (PYV) |
未消込み | 個別消込み (ACA)、オンライン消込み、取引参照 (TRM) |
訂正 | 個別消込み (ACA)、オンライン消込み、取引参照 (TRM) |
許可要求中 | 個別消込み (ACA)、オンライン消込み、取引参照 (TRM)、支払実行 (PYR)、元帳インポート (LIM)、元帳入力 (LEN) |
許可付与 | 許可未決書類入れ |
許可拒否 | 許可未決書類入れ |
現金 |
さらに、[ユーザー定義アクション 0] ~ [ユーザー定義アクション 9] を使って、10 のユーザー定義アクションコードを定義することができます。変更できない定義済みの消込みアクションコードを使用したくない場合は、ユーザー定義アクションコードを変更します。
消込みコードと関連するアクションは消込みコード設定 (ALC) で作成して管理します。