転記会計期の定義方法

SunSystems 財務に仕訳を入力するときは、特定の転記会計期に転記します。この会計期は仕訳取引に入力するものであり、取引日から取得されるものではありません。

会計年度の転記会計期の数は、財務カレンダー設定 (FCS) とビジネスユニット設定で定義します。4 を入力すると転記会計期が四半期ごとになり、52 の場合は週ごと、12 (または 13) の場合は月ごとになり、365 の場合は 1 日が 1 会計期となります。このフィールドの設定は、システム全体、つまりビジネスユニットのすべての SunSystems モジュールに適用されます。

転記会計期は常に ppp/yyyy の書式で入力します。ppp は会計期番号、yyyy は会計年度です。通常、年度には会計年度が終了する年を指定します。会計カレンダーを月ごとに設定する場合は、会計期と、その会計年度の会計期番号が一致する必要があります。たとえば会計年度が 4 月に始まる場合は、4 月が会計期 1 で、1 月が会計期 10 です。したがって、2011 年 4 月から 2012 年 3 月までの会計年度では、2011 年 4 月は 001/2012 です。

現在の転記会計期を変更するには、元帳設定 (LES) で新しい会計期を入力するか、会計期変更 (CPD) で変更するか、財務カレンダー (FCS) で財務カレンダーレコードを更新します。

SunSystems の財務、受注オーダー処理、発注オーダー処理、在庫制御の各モジュールで、別々の会計期設定を使用することができます。財務カレンダーでは、モジュールとビジネスユニットごとの会計期間をまとめて管理できます。

注: ユーザー (または他のユーザー) が SunSystems でいずれかのセッションを開いているときに当期を変更すると、これらのセッションでは引き続き変更前の当期が使用されます。新しいセッションが開始するときに、新規の転記会計期が使用されます。予期しない結果が発生する可能性があるため、会計期の変更は、モジュールにログインしているユーザーがいない場合にのみ行うことをお勧めします。