セキュリティ権限のグループ設定

システムに組み込まれている SunSystems Administrator グループとその子グループでは、 [グループの編集] ダイアログの左側ペインに セキュリティ権限 オプションが表示されます。組み込まれている SunSystems Administrator グループでは、このオプションの設定がすべて有効にされ、変更できません。SunSystems Administrator グループの下に作成されている子グループでは、グループのメンバーが次の項目を実行できるかどうかを指定できます。

  • ユーザー管理 - ユーザーの追加、編集、コピー、削除、復元を行うことができます。
  • グループ管理 - グループの追加、編集、コピー、削除、復元を行うことができます。
  • グループメンバーシップの変更 - ユーザーのグループメンバーシップを変更できます。
  • セキュリティ設定の変更 - [設定] メニューのオプションにアクセスできます。

セキュリティ権限は次のように設定できます。

  • [標準] - グループのセキュリティ権限設定は、親グループから継承されます。下に作成される子グループでは、継承される権限を有効にするか無効にするかを選択できます。
  • [有効] - このグループおよびその下に作成される子グループの権限を有効にします。ただし、権限が明示的に無効にされている場合を除きます。
  • [無効] - このグループおよびその下に作成される子グループの権限を無効にします。

[標準] と [有効] は同じ効果があります。

ユーザーの管理者グループメンバーシップを変更するには、ユーザー管理、グループ管理、グループ変更、グループメンバーシップの変更、セキュリティ設定の変更を行う権限を持っている必要があります。

SunSystems セキュリティの移行ウィザードを実行するには、ユーザー管理、グループ管理、グループメンバーシップの変更を行う権限を持っている必要があります。

注: その他のグループと異なり、ユーザーは複数の管理者グループのメンバーになることができます。このため、複数のロールを実行しているユーザーがいる場合でも、特定のロールを実行するグループを作成できます。