ユーザーマネージャ
[ユーザーマネージャ] は、SunSystems のユーザー、グループ、セキュリティオプションを管理するためのユーザーインターフェイスを提供するクライアントアプリケーションです。
標準のシングルサインオン
Windows 認証を使用する際は、セキュリティクライアントがマッピングされているユーザーを有効なユーザーとして自動的に認識するため、ユーザーはSunSystems へのログインを求められません。このシングルサインオンは、ログインモニタツールを使うことにより、ユーザー名とパスワードによる標準の認証でも可能です。
このプログラムによって、システム通知エリア (通常は [Windows タスクバー] 下部) に小さいアイコンが表示されます。 [ログインモニタ] は、保存されているユーザー認証へのアクセスを管理し、SunSystems のセキュリティが有効にされている認証が必要なアプリケーションへのアクセスを許可します。
Windows のセッションが開始すると、 [ログインモニタ] プログラムが自動的に起動します。通常、このプログラムはユーザーが Windows からログアウトするか、またはアイコンを右クリックしてショートカットメニューの [ ] をクリックしない限り、アクティブになります。また、管理者は、このプログラムをスタートアップメニューから削除してエンドユーザーに表示されないようにすることもできます。
ログアウト
現在キャッシュされている SunSystems ユーザーの名前を表示する状況ダイアログを開くには、システム通知エリア (通常は [Windows タスクバー] 下部) の [ ] をダブルクリックします。保存されているユーザー認証を破棄するには [ ] をクリックし、次に開始される SunSystems アプリケーションで新しいログインダイアログが表示され、別の SunSystems ユーザーとしてログインできるようにします。既に実行しているアプリケーションは、元のユーザーが使用していたようにそのまま実行されます。
すべてのアプリケーションが閉じられると、最後に使用した認証がログインモニタに保持されます。SunSystems に関しては、ユーザーは SunSystems にログインしていませんが、ユーザー認証がクライアントにキャッシュされているため次のログイン時にユーザー名とパスワードを求められません。
アプリケーションを閉じるとアプリケーションからログアウトしますが、ログインモニタでは、キャッシュされているユーザーがそのまま表示されます。
[シングルサインオン] セッションからログアウトしても、実行中のアプリケーションからログアウトすることはなく、実行中のアプリケーションは閉じられません。
セキュリティのレベルを高く設定している環境では、デスクから長時間離れる際に [シングルサインオン] からログアウトしてください。これにより、不在時に認証されていない人物がコンピュータを使用するのを防ぐことができます。