ルートディレクトリの割り当て

転送デスクが保存されているサーバーへの完全なアクセスをユーザーに付与したくない場合があります。この場合は、すべての転送デスクファイルアクティビティが発生するルートディレクトリをサーバーフォルダ管理で指定します。ルートディレクトリは Windows サーバー上の共有ディレクトリです。たとえば、ルートディレクトリを \\ServerName\SharedFolderName と指定します。

転送デスクで使用するファイルは、この場所に作成されるフォルダとの間でアップロードまたはダウンロードされます。

注: セキュリティコンソールまたはユーザーマネージャで SSC Administrators グループに割り当てられているユーザーだけがサーバーフォルダ管理にアクセスできます。

デフォルトでは、ルートディレクトリは転送デスクによって指定されません。ルートディレクトリはサーバーフォルダ管理で次のように指定できます:

  1. SSC サーバーからアクセス可能な Windows 共有フォルダを作成します。
  2. [サーバーフォルダ管理] で [ファイル] > [ルートディレクトリの変更] を選択するか、ツールバーの [ルートディレクトリの変更] をクリックします。
  3. ルートフォルダの一意の名前を入力します。この名前でルートフォルダディレクトリが識別されます。
  4. ルートフォルダディレクトリの共有ディレクトリの場所を入力します。
  5. [OK] をクリックします。
    注: [ルートディレクトリの変更] を使って、ルートディレクトリの既存の場所を変更できます。