検索テーブルの作成

検索テーブルを使用すると、元データの範囲に基づいた変換出力値のリストを定義できます。

注: 検索機能では、アルファベット順の並べ替えのみが使用されます。このため、勘定科目コードや分析コードなどアルファベットのコードでは検索テーブルを使用できますが、日付、仕訳番号、財務金額などの数値データで使用することはお勧めしません。

変換で使用する新しい検索テーブルを作成するには:

  1. [転送デスク] のツールバーで [検索テーブルデザイナ] をクリックします。 [検索テーブルデザイナ] が表示されます。
  2. [検索テーブルデザイナ] [編集] > [新規テーブル] を選択するか、[検索テーブルの新規作成] をクリックします。
  3. 検索テーブルの名前を入力して [OK] をクリックします。
  4. [ビジネスユニット] フィールドで、検索テーブルで使用する特定のデータを含むビジネスユニットを選択します。または、すべてのビジネスユニットで検索テーブルを使用したい場合は、デフォルトの [グローバルデータ] のままにします。
  5. ツールバーで [現在選択している検索テーブルに新しい行を追加] をクリックします。 [新規行の追加] ダイアログが表示されます。[範囲始め] と [範囲終り] のフィールドを使用して、この検索テーブル行を適用するデータの範囲を指定します。
    注: 既存の行と範囲が重複する行を追加することはできません。
  6. ツールバーで [現在選択している検索テーブルに新しい列を追加] をクリックします。 [新規列の追加] ダイアログが表示されます。列に一意の名前を入力して [OK] をクリックします。
  7. [検索テーブルデザイナ] のツールバーで次のボタンをクリックし、新しいテーブルを定義します。

手順 6 と 7 を繰り返して行と列を必要な数だけ追加し、要件に合った変換検索テーブルを作成できます。

たとえば、[Output_Value] という列を追加し、2 つの行を定義します。最初の行を [001 - 009 の範囲] に設定し、2 行目を [010 - 999 の範囲] に設定することができます。

行の列値タイプを設定する

行またはデータ範囲ごとに、異なる列値タイプを設定することができます。たとえば上記の例では、[001 - 009 の範囲] に [<コピー>] (元の値をコピー) を設定し、[010 - 999 の範囲] に値が [9] の [定数] を設定できます。

列の照会ボタンをクリックして、 [列値] ダイアログを表示します。ドロップダウンリストから値タイプを選択します。使用可能な値:

  • 定数
  • 元の値をコピー <コピー>
  • 他の元の値をマッピング <マッピング先>
  • 値を省略 <省略>
  • 記号逆転 <記号逆転>
注: [定数]、または他の元の値を値タイプとして [マッピング] を選択した場合は、パラメータ値を入力する必要があります。