範囲制御を使用して元帳エクスポートを実行する
監査する目的で仕訳データのエクスポートを制御し、転送時にデータが重複していないか、足りないデータがないかを確認できます。
[エクスポートプロファイルデザイナ] を使用して 1 つまたは複数のエクスポートプロファイルを設定し、実行時に範囲制御を適用できます。範囲制御は、ビジネスユニットのデータを抽出するときに仕訳番号のフィルタを設定することによって機能します。範囲制御を使用することにより、データ抽出時にレコードが重複したり、足りないデータが発生するのを防ぐことができます。
プロファイル実行時に、抽出する仕訳番号の範囲を指定します。[仕訳番号 始め] 値は [転送プロファイルデザイナ] で指定します。デフォルトでは [1] に設定されます。[仕訳番号 終り] 値は上書きできますが、デフォルトでは最後に転記された仕訳番号に設定されます。抽出される仕訳番号の範囲は、実行するたびに記録されます。入力した最後の範囲を繰り返して実行することができますが、それ以前の範囲は繰り返して実行できません。その後プロファイルを実行するときは、[仕訳番号 始め] 値は前回実行時の最大値 ([仕訳番号 終り] 値) に 1 を加えた値に設定されます。
選択されているビジネスユニットと元帳の組み合わせで仕訳が存在しない場合はエラーメッセージが表示され、エクスポートは実行されません。