ペイロード
ペイロードは、転送先のエンドユーザーに送られる送信ユニットに含まれる必要不可欠なデータです。ペイロードには、データを転送先に送信するために必要な「オーバーヘッド」データは含まれません。ペイロードはフィールドで構成されており、フィールドはノードの下でグループ化できます。
各コンポーネントメソッドには入力定義ペイロードと出力ペイロードが定義されています。これらは、メソッドをサポートするために必要なすべてのフィールドに関する定義です。定義は、実行するアクションに応じて異なります。たとえば、照会入力ペイロードには、データのフィルタリングを許可するフィールド定義が含まれます。一方、返される出力ペイロードにはフィルタリングのフィールドは含まれません。作成入力ペイロードにはインポートデータの定義が含まれますが、出力ペイロードにはインポート処理が返すエラーの定義が含まれます。
ペイロード定義には、各コンポーネントのすべてのデータフィールドと子レコードが含まれます。
注:
ペイロードは XML で定義され、SSML 形式 (SunSystems XML) と呼ばれます。日付および数値フィールドでは、国際 XML 基準を使用しています。日付の標準書式には ddmmyyyy を使用し、数値書式では小数点区切り記号に「.」を使用し、千桁区切り記号は使用しません。
注:
出力ペイロード作成時にノード値として入力される複数のスペースを含む値は、一部のブラウザでは 1 つのスペースに省略されます。このため、たとえば入力ペイロードが「XYZ」を表示する場合でも、出力ペイロード値が最大 15 字の長さを超えるためにエラーメッセージが表示されることがあります。